天からの最後通告、資本主義をやめよ! | tokaiama20のブログ

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 このところ書き続けているのは、もう我々の目の黒いうちに人類の滅亡が見えはじめているということだ。
 温暖化問題は誰でも知っているが、原発放射能問題は政治的意図で隠されているので知っている人は少ない。

 私は、原発放射能が、どれほど恐ろしいかを、一つの主題としてブログを書き続けているのだが、私のブログの内容を半信半疑で見ている人が大半だ。
 私が、泊原発の足下、泊村の心不全死が、全国平均の4.44倍に達していることを書いても、ほとんど何の反応もなかったことに驚かされた。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828326.html

 「心不全」という病名は、田舎の医師が、理解できない死亡に対してつける死因である。そのなかには心筋梗塞や多臓器不全などたくさんの死因が隠れている。
 放射能被曝による死亡の多くが「心不全」と名付けられるのである。

 少し、ものごとの本質を見る力のある人なら、福島の子供たちの甲状腺ガンが、どれほど深刻で凄まじい問題か理解し、その背後に、決して表に出てこない東日本被曝地の甲状腺ガンが、今後、どのような問題を引き起こすのか分かるはずだ。
 
 福島県では、フクイチ事故後、35万人の18歳未満の子供たちを対象にした甲状腺ガン検診を実施した。そして30万人の子供たちが検診に応じ、2022年段階で、うち358名に甲状腺ガンが発見された。
  https://www.ourplanet-tv.org/47420/

 2020年段階で、全日本の小児甲状腺ガン発生頻度は、100万人あたり2名であることが甲状腺学会から報告されていて、福島県だけは、100万人当たりにすると1200名ということになり、全国平均の600倍である。
 ところが、原発稼働前の1950年代では、小児甲状腺ガンは100万人あたり0.5名しか発生しなかった。これなら2400倍という恐ろしい発生頻度になる。

 だが、これほどの小児甲状腺ガンの激発の理由として、福島県の選任した星北斗(現自民党議員)をはじめとする検討委員会は、「フクイチ事故の放射能と、福島県における小児甲状腺ガンの激発は、何の関係もない」
 それは、診断能力が向上したため、「見つける必要のない甲状腺ガンを過剰に発見しているにすぎない」という理屈で、放射能誘発ガンであることを全否定し続けている。
 https://www.ourplanet-tv.org/47477/

 これについては、世界中の医師が呆れ果てて、この結論を出している自称医師たちは、将来医学界から激烈に批判され、追放される可能性もあるのだが、福島県甲状腺評価部会は頑として放射能無関係説を譲ろうとしない。
 原発事故から放出されるヨウ素131が小児甲状腺ガンを招くという事実は、すでにチェルノブイリ事故で完全に確立されているのに、決して認めない頑迷さなのだ。
 原発推進側から、委員たちは、よほど大きな利権をもらっているのだろうと想像するしかない。

 評価部会の甲状腺ガン権威だった鈴木眞一教授(退任)は、集団検診で甲状腺ガンと判定された子供たちを診察し、その8割が悪性であり、リンパや肺に転移している可能性を認めて手術に踏み切った。
 https://www.ourplanet-tv.org/43998/
 このことで、「良性の見つける必要のない過剰診断」との評価部会の理屈は完全否定されている。

 福島県はチェルノブイリ事故の事例を受けて集団甲状腺検診に踏み切ったが、同じようにヨウ素131被曝を受けている、周辺県では、すべて集団検診を拒否している。
 とりわけヨウ素131被曝濃度が高かった可能性のある栃木県や千葉県では、甲状腺医療機関のすべてが、疑いのある子供たちの診察を拒絶している。
 これは山下俊一の日本甲状腺学会の指示だといわれている。
 
フクイチ事故のヨウ素131汚染は千葉県・栃木県を直撃した 2023年08月24日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6063488.html

 ヨウ素131は、希ガスに近い昇華気体化の性質を持っていて、事故のときの降下は特異なもので、決して一様ではなく、かなり遠方の地域をまとまって汚染した。
 したがって、野菜汚染から明らかにされた高濃度汚染地域である千葉県や栃木県では、小児甲状腺ガンの発症が極めて深刻に疑われているのだ。
 ところが、国も自治体も福島以外でのヨウ素汚染地域での集団検診を拒否し、甲状腺専門医療機関も意図的に診察を忌避、拒否していると報告がある。
 原発事故放射能と甲状腺ガン発生が無関係であるように国が工作している。

 このため、フクイチ事故(半減期8日なので、問題になるのは事故後30日以内)で甲状腺にヨウ素131被曝を受けた人々の実態が闇に隠されたままになっている。
 甲状腺ガンの潜伏期間は約10年前後といわれているので、現在は、発癌し、転移が始まっている時期であって、自覚のない無症状の人たちに、大きな危機が迫っているといえる。
 もしも、首筋の付け根が膨らんでいたなら、発癌している可能性がある。放置すれば、肺やリンパに転移することが明らかにされている。
 https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h29kisoshiryo/h29kiso-03-07-24.html

 もう一つの重大問題は、放射能事故被曝によって、もっとも発生頻度が高いのが乳ガンということだ。これを最初に告発したのは、アーネスト・スターングラス博士で、以下のリンクに取り上げている。
 
乳癌が増えていること 2023年03月15日
  http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6021760.html

乳ガンの潜伏期間も、およそ10年程度で(ポアソン分布に従うので早い遅いはある)、2011年の原発事故被曝により、2021年程度に、発癌発症が起きる。それを放置して成長すると2023年くらいに、乳ガンによる癌死亡のピークがやってくる。
 これも上のリンクのなかで、四海兄弟、藤江成光氏が、現在、恐ろしい乳ガン死の激増が起きていることを告発している。
 ただ藤江氏は、ワクチン禍に目を奪われて、被曝との相乗作用という視点に、まだ気づいていないようだ。ワクチン禍は、人体のホメオステーシス免疫機能を破壊するので、あらゆる癌にかかりやすくなるのだ。

 さらに、放射能は、遺伝子や染色体を壊す作用があるので、あらゆる癌を発症させる可能性がある。汚染された核種ごとに、特定の癌を発症させるとともに、ほぼすべての癌に関係するのである。
 そして潜伏期間も、子供では短く、老人ほど長くかかる。それはベルゴニー・トリボンドーの法則が関与している。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

 とりわけ、恐ろしいのは、アクチノイド・マイナーアクチノイド核種で、アクチノイドを代表するウランやプルトニウムのアルファー線は強力な発癌効果を持っているのだが、その潜伏期間は恐ろしく長い。プルトニウムでは約40年程度と評価されている。
 つまり、原発事故による発癌影響は、ただ一回の被曝でも半世紀は続き、セシウム・ストロンチウムがほぼ消えるのに300年かかることから、放射能汚染された土地に、数百年間は住めないという事実である。

 ところが、国はこの事実を隠し通し、10年しか経っていないのに、あたかも居住可能であるとウソをいって、年間20ミリシーベルトの被曝汚染地にさえ住民を無理矢理帰還させている。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5870665.html

 もしも帰還しなければ、避難先の家賃など援助をすべて剥奪するとして追い出し裁判を起こし、もう住めない土地なのに固定資産税を徴収している。
 こんな人権無視の暴挙を重ねているのは、日本だけだ。チェルノブイリ三国では、平米55万ベクレル以上の土地から無汚染地に強制退去させている。
 ところが、日本政府は同じくらいの汚染地での農作と居住を奨励しているのだ。

 どうして、そんな無謀で残酷な政策を自民党政権がとるのかといえば、それは彼らが原発を利用して核開発を行い、プルトニウムを抽出して核ミサイルを作りたいからだ。 軍備と、金儲けのためなら、人権など何の価値もない。子供たちの未来など知ったことかというのが自民党政権の姿勢である。

 これが金儲けという価値観だけで成立している資本主義の行き着く先なのだ。
 今、我々は、温暖化と放射能汚染によって人類滅亡の危機に晒されているのだが、このことを理解できている人は極めて少ない。
 だが、真実を理解できる能力のある人にとって、今起きている事態は、まさに「天からの最後通告」と言えるほど超深刻なものだ。

 「天」というのは、宇宙の摂理と言い換えてもいいし、地球ガイアつまり、全地球上の生命体が共有する集合無意識=ガイアという仮説でもいい。また「神」といってもいい。
 そうした超越的存在が人類に最後通告を突きつけていることを理解しているのは、私だけではない。
 地球上で、人類という存在は、すでに合理性を失い、持続可能な未来を生み出す力を失っているのである。

 「金儲け=強欲」を社会の原理としたのが「資本主義」なのだが、それが地球を壊して砂漠に変え、もの凄いエネルギー浪費によって、生物の生息環境を破壊してきた。
 だから、天は人類に最後通牒を突きつけた。
 「おまえたちを滅亡させる」と。

 ホピの予言によれば、すでに人類文明は三回滅亡し、わずかに生き残った人々が四回目の文明を生み出している。
 だが、それも、もう終わりなのだと……。
 https://note.com/rinkaho2020/n/n6791f0a6f97e

 ただ、予言だって外れることもある。未来はパラレルワールド(無量大数未来)であることを釈迦が指摘している。もしも、人類が現在起きていることの本質を見抜いて、未来を変えることができるなら、もしかしたら、人類が生き残る未来もあるのかもしれない。

 まあ、ほとんど無理だろうが、それがあるとするなら、「資本主義をやめる」ことだ。利己主義と強欲を原理とした今の社会を破壊し、利他主義の穏やかな社会に変えることだ。
 資本主義は、金儲けだけを原理にした社会なので、必ず、人々の強欲と浪費生活を伴っている。この浪費強欲が森林を破壊し、砂漠化を招き、直接温暖化をもたらしているのである。この浪費が消えれば、もしかしたら温暖化も克服できるかもしれない。

 今、ロシアなど独裁国家が、第三次世界大戦を引き起こすことが確実視されている。
 私も、まず確実にロシアは核兵器などNBC兵器を使用し、北朝鮮を使って日本にも核攻撃を行う可能性があると考えている。
 この第三次世界大戦で、もしかしたら資本主義は根底から崩壊するのかもしれない。

 だが、凄まじい放射能汚染を引き起こすはずだ。だから人類が生き延びるのは難しいのだろうが、もしかしたら、ごく少数の人が生き残って、新しい未来を生み出してくれるかもしれない。

 我々の肉体は、数百、数千も輪廻転生を繰り返すので、肉体を失っても、わずかな人類が生き残り、そこに転生して未来をつなぐことができるかもしれない。
 これを唯一の希望として、私は死んでゆきたい。
 だが、次の世界に、もう資本主義も強欲の独裁もいらないのだ。