エネルギーの圧倒的な不足が近づいている印象で、最初は値上げラッシュで、どんどん電気代が上がってゆくが、やがて電気やガスの供給もままならなくなり、最後には寒空に凍え、飯も炊けない、パンも焼けない、スープも温められないときが迫ってきているような気がする。
主な原因は、ロシアによるウクライナ戦争で、巨大資源国からの供給が滞るようになっていることだが、このことによって、エネルギーシステム再構築が話題になり、結論として「原子力発電への依存」が叫ばれる事態になっている。
https://ananweb.jp/news/458358/
「やむをえず、危険を承知で原発に依存するしかない」
というのが自民党や経済界の主張なのだが、私は、この結論を導くために、ウクライナ戦争が意図的に引き起こされたのではないかと強く疑っている。
アメリカは「陰謀の民」に支配された国であると、このブログで腐るほど書き続けているが、陰謀の民である「ユダヤ金融資本」がもっとも依存している大黒柱こそ原子力なのである。
彼らは、「グレートリセット」によって、人類の生活を、完全な電気依存型に換えようとしているからだ。
なにせ、「ダボス陰謀団」の中核メンバーは、ビルゲイツ・アルゴア・バフェット・ソロスなどユダヤ人投資家ばかりで占められている。竹中平蔵も含まれているが、彼も、ハーバード大、ロックフェラー経済研究所出身であって、ユダヤ金融資本の狗として活動している人物である。
このうち、「地球温暖化論」でノーベル賞を受けたアル・ゴアは祖父のアーマンド・ハマーがロシア革命を援助する見返りに、巨大な東欧鉱山利権を受け取っていて、世界最大のウラン鉱所有者といわれている。
もちろん、ゲイツ、バフェット・ソロスも巨大なウラン利権を保有しているのは確実だ。
だから、原子力発電を世界の主力にすることは、永続的な巨大利権を手にすることを意味している。
また電気ほど、容易に人類をコントロールできる性質のエネルギーは他にない。気に入らない者の電気を止めることが死を意味する666の社会を彼らは欲している。
だが、原子力発電は、どんなにもの凄い技術革新に成功しても、地上のあらゆる生物を殺す猛毒性を失うことはなく、運転すればするほど致死的猛毒を幾何級数的に増やし、地球上の生命体の遺伝子を破壊し、生存条件を脅かしてゆくのだ。
これまで、すでに蓄積した使用済み核燃料でさえ、環境に拡散すれば人類を滅亡させるに十分である。
これは地上で数百年間、強制冷却してから数万年以上も安定した地殻内で保管しなければならないが、残念ながら、地上で数百年間も安定した企業も政府も組織も存在しないし、また数万年間も安全な安定地殻は存在しない。
だから、核廃棄物は、誕生とともに、環境拡散を約束されているといってもいい。
インターネットによる情報が、人々の意思決定に大きな役割を果たす社会が成立していると考えるなら、原子力発電も、中国やロシアのような独裁国家も、やがて、その本質を人類全体が共有することになり、ウソは必ず見破られ、真実だけの世界がやってくることで、その意味を失うことになる。
ユダヤ金融資本が、どれほど情報操作を弄して、原子力発電の安全性を宣伝しても、そのウソが見破られて、否定される運命は絶対に避けられないのだ。
福島原発事故の放射能が、日本社会にどれほど凄まじい被害を与えたかということも、自民党も財界も絶対に隠し通すことはできない。
やがて、原発は人類から追放されることになる。それが合理性というものだ。
原発がダメであることが人類全体に共有される時代は、もう目と鼻の先に来ていると私は思う。放射線障害を理解し、チェルノブイリとフクイチの巨大放射能事故を真正面から直視できるなら、どんな人でも同じ結論に達するだろう。
私のように、若い頃から放射能についての専門的知識を得てきた者以外は、意図的に放射線障害の情報から遠ざけられていて、その恐ろしさを知らない者ばかりだ。
医師も1990年にカリキュラムが改悪され、放射線障害の情報と取得単位が排除され、被曝について安全デマ以外、何も知らない者ばかりだ。
だが、放射線障害に関する真実の知識も、ネット情報により復権しようとしている。
核兵器に未練タラタラの人物、産業は多いが、核廃棄物による本当の被害を見せつけられるなら、そんな連中は、この世から追放されるしかない。
だが、このままウクライナ戦争が進めば、ほぼ確実に核兵器などNBC兵器が使用されることになり、世界は本当の第三次世界大戦、核戦争の惨禍に突入することになる。
おそらく原発も攻撃され、放射能汚染が地球上を覆うことになるだろう。
それ以前に、火力も含めて、あらゆる現代文明のインフラが破壊されることは、今のウクライナ状勢が端的に示している。
電力インフラの大半が破壊され、近代的文明生活そのものが破壊されている。この傾向は、西側の全世界に及ぶ可能性がある。
理由は、第三次世界大戦の初期に、EMP核爆弾が使われ、あらゆる電気・電子インフラが崩壊させられるからだ。
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828268.html
パソコンやスマホはおろか、電源供給インフラも家庭用電気器具もすべて破壊される。復旧には2~10年を要するといわれている。
だから、電気を必要としない百年前のライフスタイルを復権させる以外に、我々の生きる道はない。
明治時代の庶民のライフスタイルを取り戻すことだけが生き延びる道ということになる可能性が強い。
インフラが破壊され、電気が失われるとすれば、何よりも、電気に依存したライフスタイルを改めて自然エネルギーに戻るということを考えなければならないのだが、岸田政権も含めて、金融資本主義に洗脳されきった大多数の人々は、電気による贅沢ライフスタイルが失われることなど想像もできないでいる。
だから、もの凄いパニックが発生することが避けられない。
米軍は、EMP爆弾が爆発した地域では、爆発そのもので死者は出なくとも、その後数年間のインフラ崩壊によって9割が死亡するとの試算を公表している。
https://jp.reuters.com/article/idJP00093300_20170908_00520170908
だから、個人や家族が競争によって敵対し、孤立したライフスタイルを改めて、助け合い社会を回復させ、暖房も介護も食事も共同体生活にしなければならないと書き続けてきた。
エネルギーを利用する場合、①暖房、煮炊き ②照明 ③自動車の移動 ④農作業 ⑤情報 などだが、これらを明治時代の生活様式に戻すということは、基本的に森林資源を利用するということだ。
もちろん、太陽光発電や水力風力発電もあるのだが、EMPで電気的に破壊され、なかなか復旧できない可能性がある。しかし、森林資源は、ただ採取すればよい。
この点で、日本は世界有数の森林国家であり、最高に恵まれている。つまり、森林の落枝や薪を利用することで、インフラ崩壊を克服することができる。
暖房は薪ストーブや薪炭を利用し、煮炊きや風呂も薪や落枝を利用すればいい。
ところが、戦後、石炭石油文化が浸透し、森林資源、薪や薪炭利用のインフラが失われてしまっている。
そこで、今後、もし新しい事業、仕事を考えるなら、薪作り、落枝拾いを真剣に考える必要があるかもしれない。
また運搬に必要なトラックの燃料が供給されなくなったときも、戦後、一世を風靡した木炭自動車、薪燃料自動車を復活させれば、車が使えるようになる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E7%82%AD%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A
https://www.youtube.com/watch?v=DcKl4MmzC_U&ab_channel=syokassy
もしも、第三次世界大戦が勃発し、エネルギーインフラが、今のウクライナのように攻撃されたなら、我々の生きる道は、森林資源の利用しかないと覚悟しておく必要がある。
私は、今から森林資源利用のためのインフラ準備をする必要があるように思う。