2024/11/08(金)

 最終日は日間賀島に行き魚介料理を味わってきました。

 

名鉄名古屋駅から出発
 

05:57発の急行 岐阜行きで岐阜へ。
 
 

名鉄岐阜駅の駅名標
 
 

名鉄岐阜駅から07:19発の特急 河和行き(一部特別車)に乗車
 この列車には「パノラマスーパー」の車両が充当されており,先頭車で前面展望を楽しみました。
 特別車両券「ミューチケット」は11/6の名古屋到着時点で購入しました。
名鉄岐阜駅発車時点ではガラガラに空いていましたが,笠松~名鉄名古屋間では通勤客の利用で座席が埋まりました。
 列車は名鉄岐阜駅を出ると,笠松,新木曽川,名鉄一宮,国府宮,名鉄名古屋,金山,神宮前,太田川,南加木屋,巽ヶ丘,阿久比,住吉町,知多半田,青山,知多武豊,富貴,河和口の順に停車し,08:45に終点の河和に到着しました。
 大きな窓から眺める前面展望,電磁直通ブレーキの音,直流モーターの轟音,どれもが旅の楽しみを盛り上げてくれました。
 電磁直通ブレーキの「シュッ,シュッ」という音は,かつての小田急線を思い出させてくれました。
 直流モーターの轟音も昭和生まれの鉄道ファンには魂を揺さぶられます。また,大きな窓から眺める前面展望との合わせ技で,小田急線で活躍していた3100形(NSE)に乗っているような気分でした。相違点を言えば,小田急線の3100形(NSE)は「運転室を車体上部に上げて前面展望を可能にした」のに対して,名鉄のパノラマスーパーは「前面展望を車体上部に上げてハイデッカー構造にして,運転室を下に設置した」ことです。
 
 河和駅から徒歩数分,名鉄海上観光船の乗り場に着きました。
出札窓口で「島めぐり」周遊券を購入し,09:05発の日間賀島東港経由・篠島行きに乗船しました。
 高速船に揺られること30分,「道の駅」と観光案内所を併設する篠島港に着きました。「島めぐり」周遊券を購入することで,時間調整のために篠島まで乗船して,折り返し日間賀島東港に戻り,食事処が始業する11時に合わせることもできます。
 今回入店したのは「たいかいろう 東店」というお店です。
「タコの島」と聞き,タコ釜めしを食べるつもりでいましたが,タコ釜めしがメニューから消されており,メニュー選択を迷いました。
 お店の女将さんにオススメメニューを聞き,まずはタコの唐揚げ,生ビール,エビフライ定食をオーダーしました。

 

生ビール(SAPPORO黒ラベル)
 旅先で飲むビールもまた,格別。SAPPORO黒ラベルは私の好きなビール銘柄の一つです。サッパリとした飲み口で,どんな料理にも合います。
 

タコの唐揚げ
 「タコの島」と聞くもタコ釜めしが無かったのは残念でしたが,唐揚げで厚切りのタコをたっぷりと味わいました。
 

海老フライ定食
 大きなエビフライが2本,小鉢に大根サラダ,昆布の佃煮,漬物(たくあん,柴漬け),御飯,味噌汁(赤出汁)が付いていました。
 熱々の大きなエビフライは身が締まっていて,旨味も濃くて,食べ応えがありました。
 大根サラダのドレッシングも和風でサッパリ味で美味しかったです。
昆布の佃煮は濃厚甘口の味を想像していましたが,シソの風味が効いていてサッパリ味でした。
 味噌汁を赤出汁で提供するところは,愛知県が誇る八丁味噌の食文化を象徴していると思います。
 

角ハイ
 

穴子の白焼き
 始業前に店先から漂っていた香ばしい香りの正体は,穴子の白焼きでした。エビフライ定食とタコの唐揚げを食した後,最後のシメにオーダーしました。皮の弾力と身のふんわりとした食感,炭火で焼き上げられた香ばしい香りはハイボールに合います。手前の小皿に醤油を入れて,ワサビを溶かして穴子を付けて食べるのも一興。