皆さん,こんばんは。

「JR-PLUS 鉄道部」(JR東海リテイリング・プラス)の公式Xにて「7月1日は,東海道線全線(新橋~神戸)が開通した日」という投稿がありました。

 今から135年前の1889(明治22)年7月1日,新橋~神戸間の東海道線が全線開通しました。当時は国府津~沼津間が松田・山北・御殿場経由(現在の御殿場線)で運行され,箱根の山を大回りしていました。

 「JR-PLUS 鉄道部」の投稿に張り合うわけではありませんが,私も今までに撮り貯めた駅名標や発車標,列車の写真を載せたいと思います。

 JR西日本管轄の米原~神戸間とJR東海管轄の大垣~米原間は乗車したことが無いため,同区間の写真が無いことを予め御了承ください。

 

【横浜駅】

 1872年に新橋~横浜間の鉄道が開業した時の横浜駅は現在の桜木町駅に相当する位置に設置されました。横浜駅はJR東日本の管轄で,東海道線の他に京浜東北線・根岸線,横須賀線などが乗り入れています。私鉄・地下鉄では,東急東横線,横浜高速鉄道(みなとみらい線),相鉄線,京急線,横浜市営地下鉄ブルーラインと乗り換えが出来ます。

 

【国府津駅】

 JR東日本が管理する東海道線の駅で,御殿場線(JR東海)との分岐駅であり,会社境界駅です。国府津はJR東日本の国府津車両センターの最寄り駅であることから,東海道線で同駅を始発・終着とする列車も運行されています。

 

 

【熱海駅】

 熱海駅はJR東日本が管理する駅ですが,この駅で運行系統が分離されて,東京方面からの普通列車の大多数は熱海で折り返しています。朝と夕方~夜間には沼津まで直通する列車があります。

 熱海駅から発車するJR東海管轄の東海道線普通列車では現在,豊橋行きが最長の行先です。

 

【静岡駅】

 JR東海の管理駅で,東海道新幹線「ひかり」の一部と「こだま」が停車する駅です。東海道線の乗り場は1番線~4番線で,1番線・2番線が沼津・熱海方面,3番線・4番線が浜松・豊橋方面です。

 

【掛川駅】

 JR東海発足後の1988年に東海道新幹線の停車駅になりました。当駅は「こだま」のみ停車します。東海道線は下り列車で見ると,日中時間帯は静岡・熱海方面から浜松方面直通が毎時3本,当駅折り返しの列車が毎時1本の運行です。

 

【豊橋駅】

 東海道新幹線「ひかり」の一部と「こだま」が停車する駅で,飯田線,名鉄名古屋本線,豊橋鉄道(渥美線,市内線)と乗り換えられる駅です。当駅がJR東海の東海道線における静岡地区と名古屋地区の輸送上の境界駅となります。

 名古屋・岐阜方面からの列車は当駅で折り返す列車が大多数で,一部の列車では浜松まで直通するものもあります。静岡・沼津・熱海方面からの列車も大多数は当駅で折り返しますが,朝方に静岡発・岐阜行き,菊川発・岐阜行きの普通列車が当駅を超えて名古屋・岐阜方面に直通しています。

 

【大垣駅】

 JR東海の東海道線で名古屋地区の通勤・近郊輸送の拠点となる駅で,大垣車両区が設置されています。日中は名古屋・豊橋方面に向かって快速新快速が毎時2本ずつ運行されて,関ヶ原・米原方面へは普通列車が毎時2本運行されています。

 当駅は樽見鉄道線,養老鉄道線,美濃赤坂支線(東海道線)と乗り換えられます。