掛川駅の東海道線ホームで列車の撮影を終えて,駅北口のバス停で静鉄バス「大東支所経由・浜岡営業所行き」(07:45発)を待つことにしました。
 掛川駅から私以外に数名の乗客がありました。その中に若い女性が一人,「三久(さんきゅう)」というバス停で降りたとき「運賃730円に対して所持金10530円」という場面に遭遇しました。
 件の女性が運転士さんに事情を申告すると,運転士さんは「今ある530円を支払って,残りの200円は次に乗る時にワケを話して追加で支払って」と指示して降車させました。
 「この街はバスや電車の乗り方を知らずに育って成人する人が多いのだろう」という推理が働きました。
 聞くところによれば掛川をはじめ静岡県内は「土地が安いため,駐車場を広く取れる。一家でクルマを2~3台持っている」家庭が多いそうです。そうすると,電車やバスに乗る機会は皆無に等しく,乗り方をよくよく知らずに育ってしまうのだと考えられます。
 バス停に記載された乗り方の説明も,「方向幕(行き先)を確認しましょう」ということから始まります。
 08:40頃,バスは終点の浜岡営業所に到着。ここで14分の待ち合わせで「御前崎海洋センター行き」に乗り換えました。このバスを終点の一つ手前,「港入口」で降りて徒歩約15分。「御前崎海鮮なぶら市場」に着きました。

 

 「海遊館」で土産物を買って,宅急便を依頼。「うなぎパイ」,海鮮せんべい,桜海老せんべいを買いました。
 

 買い物後,「イタリアンジェラート MARE OMAEZAKI」でジェラートを食べました。煎茶をオーダーしたところ,5/9が「アイスクリームの日」ということで,もう1種類,少量ですがサービスしてもらいました。サービス分はイチゴです。
 お茶の香りとイチゴの甘酸っぱさが口の中に広がり,美味しかったです。煎茶は深くて濃厚な味がしました。
 

 

 

 

 

 

 

 そして,「一本釣り 日光丸」に11:00の始業と同時に入店してカツオのたたき(藁焼き)定食を食べてきました。
 藁を燃やした火で炙られたカツオは香ばしい香りで,切り身は肉厚に切られていて食べ応えがありました。この藁焼きを食べるために御前崎へ行く価値はあると思います。藁焼き以外にも多数のメニューがあるので,また行く機会があったら他のメニューにも挑戦してみたいです。