皆さん,こんばんは。

本日は昭和60年3月ダイヤ改正における東京駅発・東海道新幹線下り列車の発車時刻を御紹介します。

 

〔6時〕 博00 ◆博06 広13 21 ◆34 岡42 51
〔7時〕 博00 ◆博12 岡17 21 30 ◆名34 ◆博42 47 51
〔8時〕 博00 ◆三04 ◆博12 広17 21 30 ◆34 ◆岡42 博47 51
〔9時〕 博00 ◆博12 広17 21 30 ◆名34 岡42 47 51
〔10時〕 博00 ◆三04 ◆12 広17 21 30 ◆名34 ◆岡42 博47 51
〔11時〕 博00 ◆博12 岡17 21 30 ◆名34 広42 51
〔12時〕 博00 岡17 21 ◆34 広42 博47 51
〔13時〕 博00 ◆三04 ◆岡12 広17 21 ◆名34 岡42 47 51
〔14時〕 博00 ◆三04 広12 21 ◆名34 岡42 47 51
〔15時〕 博00 ◆三04 広12 21 30 ◆名34 ◆岡42 51
〔16時〕 博00 ◆三04 広17 21 30 ◆34 ◆岡42 広47 51 
〔17時〕 博00 ◆三04 12 岡17 21 30 ◆34 岡47 51
〔18時〕 広00 12 岡17 名21 30 ◆三34 広42 47 51
〔19時〕 岡00 17(※1) 21 30 42 三51
〔20時〕 00 名17 30 三42
〔21時〕 名00(※2) 静04
〔22時〕 静04

 

〔記号説明〕

無印・・・新大阪行き

名・・・名古屋行き

岡・・・岡山行き

広・・・広島行き

博・・・博多行き

静・・・静岡行き

三・・・三島行き

◆・・・季節・臨時列車

※1・・・「ひかり391号」(停車駅:新横浜・名古屋~新大阪の各駅)

※2・・・「ひかり291号」(停車駅:静岡~名古屋の各駅)

黄色・・・「Wひかり」(停車駅:名古屋・京都・新大阪・岡山・広島・小倉・博多〔一部列車は小郡停車〕)

橙色・・・「Aひかり」(停車駅:名古屋・京都・新大阪・新神戸・姫路・岡山・福山・広島~博多間の各駅〔一部列車は新神戸通過〕)

赤色・・・「Bひかり」(停車駅:名古屋・京都・新大阪~博多間の各駅〔一部列車は新横浜・米原停車〕)

水色・・・「HKひかり」(停車駅:名古屋・京都・新大阪+熱海~豊橋間の2駅に停車)

青色:「こだま」号(各駅に停車)

 

 

 この年のダイヤは「6-4ダイヤ」という規格名で,片道「ひかり」が毎時6本,「こだま」が毎時4本という運行です。従来は「ひかり」と「こだま」がそれぞれ同等の本数で設定されていましたが,方針転換。

 「こだま」の需要と「ひかり」における長距離直通客の需要が減ってきたことを受けて,「こだま」号の減便と減車(16両→12両),「ひかり」の新大阪発着便を設定。

 新たに新大阪発着便として設定された「ひかり」は「HKひかり」と呼ばれ,熱海~豊橋間の2駅に停車して,静岡地区からの乗車における所要時間短縮を図ることになりました。

 「HKひかり」の停車駅を次に示します。

07:30発「ひかり361号」:静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪

08:30発「ひかり381号」:三島・豊橋・名古屋・京都・新大阪

09:30発「ひかり341号」:熱海・静岡・名古屋・京都・新大阪

10:30発「ひかり363号」:静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪

11:30発「ひかり351号」:三島・静岡・名古屋・京都・新大阪

15:30発「ひかり353号」:三島・静岡・名古屋・京都・新大阪

16:30発「ひかり343号」:熱海・静岡・名古屋・京都・新大阪

17:30発「ひかり363号」:静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪

18:30発「ひかり365号」:静岡・豊橋・名古屋・京都・新大阪

19:30発「ひかり367号」:静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪

 この「HKひかり」,最も停車本数が多い駅は静岡です。静岡駅は,9本停車です。次いで浜松が4本,三島が3本,熱海と豊橋が2本ずつ停車です。

 

〔参照〕

『時刻表復刻版 1985年3月号』(JTBパブリッシング・2023年7月)

須田寛・福原俊一『東海道新幹線50年の軌跡』(JTBパブリッシング・2014年10月)