皆さん,こんばんは。
本日の「昔の時刻表」記事は1982年6月改正における静岡駅発・東海道線下り普通列車の発車時刻です。
この改正では東北新幹線が盛岡~大宮間の暫定開業しました。その頃,東海道線静岡地区では,どのようなダイヤが組まれていたのかを見ていきたいと思います。
それでは,中身に入っていきたいと思います。
〔5時〕 ●浜松16 ●大垣34
〔6時〕 ●米原02 豊橋24 ●浜松55
〔7時〕 島田06 浜松33 浜松47
〔8時〕 浜松21 ●浜松55
〔9時〕 ●浜松26 浜松56
〔10時〕 浜松26 ●浜松56
〔11時〕 ●浜松26 浜松56
〔12時〕 浜松26
〔13時〕 浜松01 浜松26 ●浜松56
〔14時〕 大垣26 浜松56
〔15時〕 浜松36 浜松57
〔16時〕 ●豊橋21 浜松43
〔17時〕 ●新居町03(※1) 浜松07 ●浜松28 浜松47
〔18時〕 浜松10 ●島田24 浜松43
〔19時〕 浜松05 ●浜松36 島田50
〔20時〕 浜松03 ●岡崎31
〔21時〕 浜松02(※2) ●島田14(※3) 豊橋44
〔22時〕 浜松37
〔23時〕 島田28
〔0時〕
〔1時〕
〔2時〕 大垣37(※4)
〔記号説明〕
●・・・当駅始発
※1・・・運転日注意(7/3〔雨天時は7/4〕運転)
※2・・・急行「富士川10号」から種別変更
※3・・・運転日注意(8/7・8/8・8/13運転)
※4・・・夜行列車(停車駅:金谷〔東京発7/19~8/14の列車が停車〕・浜松~愛知御津の各駅・三河三谷・蒲郡・幸田~大垣の各駅)
夏の臨時列車を含めてのダイヤとなりますが,その臨時列車を入れると本数が少し増えているように見えます。この時代,急行「富士川」が静岡から普通列車に化けて浜松まで行くという「乗り得」列車が運行されていました。
普通乗車券で急行型電車に乗れるというのは鉄道ファンから見れば「ラッキー」と思えるかも知れませんが,通勤客には合わないかもしれません。2ドア・クロスシートの急行型電車は座席数は多いですが,車内の占有スペースが大きくて通路も狭くなってしまいます。
1964年10月のダイヤと比較すれば多少は増便されていますが,現在のダイヤとの比較では依然として少ないです。
〔参照〕
『時刻表復刻版 1982年6月号』(JTBパブリッシング・2023年11月)
【次回予告】
「1982年11月 静岡駅発・東海道線下り普通列車」