皆さん，こんにちは。
「昔の時刻表」記事は引き続き，東海道線の主要駅の発車時刻を年代順に見ていきます。今回は1964年10月の沼津駅発・東海道線下り普通列車です。
それでは，中身に入っていきたいと思います。
〔5時〕 浜松38 島田51
〔6時〕 ●米原18 ●豊橋47
〔7時〕 ●浜松02（※1） 名古屋55
〔8時〕 静岡39
〔9時〕 ●米原04 静岡50
〔10時〕 浜松41
〔11時〕 富士06 ●豊橋42
〔12時〕 豊橋37
〔13時〕 富士24（※2） 富士32 ●島田49
〔14時〕 名古屋40（※3）
〔15時〕 ●豊橋33
〔16時〕 ●岡崎10 大垣32（※4）
〔17時〕 ●豊橋13 島田30
〔18時〕 姫路03（※5） 島田29
〔19時〕 浜松20 浜松54
〔20時〕 島田25
〔21時〕 浜松12
〔22時〕 島田03 ●静岡52
〔23時〕
〔0時〕
〔1時〕 大阪52（※6）
〔記号説明〕
●・・・当駅始発
※1・・・客車列車（終点まで各駅に停車）
※2・・・土曜運転
※3・・・客車列車(三河大塚通過)
※4・・・三河大塚通過
※5・・・夜行客車列車(山陽本線直通 東海道線内，三河大塚・共和・穂積・新垂井～醒ヶ井・高槻・新大阪・芦屋・元町通過)
※6・・・夜行客車列車（原～吉原・岩淵～草薙・用宗～菊川・三河大塚・共和・高槻・新大阪通過）
1964年10月当時，沼津駅には沼津機関区が併設されていました。ここで乗務員基地であり，車両基地でもありました。現在でも乗務員基地として沼津運輸区という職場があります。
そのため，当時は東京方面からの下り普通列車，静岡・浜松方面からの上り普通列車ともに当駅で折り返す列車が運行されていました。
沼津駅からの列車では，行先のバリエーションが一気に増えて，夜行列車の大阪行きや姫路行きを除外しても，富士，静岡，島田，浜松，豊橋，岡崎，名古屋，大垣，米原と多彩でした。
〔参照〕
『時刻表完全復刻版 1964年10月号』（JTBパブリッシング・2020年2月）
【次回予告】
「1967年10月 沼津駅発・東海道線下り普通列車」