皆さん,こんばんは。

今回の「昔の時刻表」記事は1982年11月改正ダイヤにおける熱海駅発・東海道線下り普通列車の発車時刻です。

 この改正は東北・上越新幹線の開業に伴うダイヤ改正ですが,熱海駅を発車する東海道線の下り普通列車がどのようなダイヤであったのかを見ていきたいと思います。

 それでは,中身に入っていきます。

 

〔5時〕 ●島田24

〔6時〕 沼津16

〔7時〕 静岡20 静岡46

〔8時〕 沼津23

〔9時〕 沼津03

〔10時〕 静岡04 ●浜松27 ●浜松56

〔11時〕 沼津02 沼津51

〔12時〕 ●静岡28(※1) 沼津58

〔13時〕 浜松33

〔14時〕 ●沼津06 沼津22 沼津52

〔15時〕 沼津20 ●浜松51

〔16時〕 静岡26

〔17時〕 ●浜松01 浜松24

〔18時〕 ●島田04 浜松22 静岡50

〔19時〕 沼津04 沼津23

〔20時〕 静岡07 浜松42

〔21時〕 沼津11 島田49

〔22時〕 静岡24

〔23時〕 沼津12

〔0時〕 沼津13

〔1時〕 大垣19(※2)

 

〔記号説明〕

●・・・当駅始発

※1・・・土曜・休日運転

※2・・・夜行列車(停車駅:三島・沼津・富士・静岡・浜松~愛知御津の各駅・三河三谷・蒲郡・幸田~大垣の各駅)

 

 基本的に前回(1978年10月改正)のダイヤを踏襲していますが,土曜・休日運転の臨時列車が運行されています。

 10時台の3本は浜松行き(当駅始発)が2本,静岡行き(東京方面からの直通)が1本です。この本数,本当は朝ラッシュ時間帯の7~8時台に欲しいと思うところです。当時の国鉄が「熱海~沼津間は乗客数が少ない」という判断をしたのかは判りかねますが,日中に比べて朝の通勤時間帯の本数が少ないというのはアンバランスに見えます。

 14時台に3本の列車が運行されていますが,全て沼津行きです。3本のうち,1本は熱海始発。残り2本は東京方面からの直通です。

 

〔参照〕

『時刻表復刻版 1982年11月号』(JTBパブリッシング・2022年11月)

 

【次回予告】

「1985年3月 熱海駅・東海道線普通列車」