10月に思うこと

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する

 「10月に思うこと」と聞いて,まず最初に思いついたのは「秋と言っても,10月前半は暑い日がある」こと,「時々,台風が来て荒れることがある」,「後半に入ってから寒暖差が大きくなる」ということである。これまでの体験や各業界の事業内容から10月にまつわるエピソードを御紹介していきたい。

 テレビ業界的には10月~12月を「秋ドラマ」,「秋アニメ」の枠とされている。また,ファッション業界でも秋冬商品は9月~10月に販売されることが多い。

 学校や会社,役所などで「衣替え」と言われるのも10月1日が基準であるが,昨今は前後2週間などを「移行期間」として夏服や冬服が混在する期間,あるいは中学・高校の女子においてセーラー服の「中間服」と呼ばれるスタイルも「移行期間」特有のものと思われる。夏服は完全に半袖のセーラー服であるが,「中間服」は夏服の生地を使った長袖セーラーというところである。肌寒さを感じれば,夏服・「中間服」ともにセーターを着たりカーディガンを羽織ることも想定される。

 ここからは,私が実際に体験した10月の天候や旅行の思い出,コーデなどを御紹介していきたい。

 ①「2019年10月 鬼怒川・会津の旅」

  この旅は,大学の同級生(Y氏)と南栗橋駅で合流し,彼の車に乗って旅行したものである。旅の概要は,次の通り。

 前日(2019/10/09):加須で前泊

 【第1日目】 2019/10/10

加須→南栗橋(東武伊勢崎線・日光線)

南栗橋→江曽島→大谷採掘場跡→下今市→「鬼怒川温泉ホテル」

  天候:晴

 大谷採掘場跡の見学においては,「Tシャツ重ね着+パーカー+スカーフ+L-2B」がジャストミートであった。

 採掘場跡の中はひんやりした空気で,Tシャツ重ね着だけでは肌寒い。外の気温は10度台後半~20度台前半はあると思われるが,採掘場跡の中ではギリギリ10度くらいであった。これはスカーフを首に巻いたり,パーカーを重ねて,L-2Bを羽織るくらいのことが必要である。

 【第2日目】 2019/10/11

「鬼怒川温泉ホテル」→会津若松(鶴ヶ城)→喜多方(喜多方ラーメン「まこと食堂」)→「鬼怒川温泉ホテル」

 天候:曇

 この日は曇っており,段々と雲が分厚くなってきた。天気予報で「明日は台風による大雨」と報じられた。

 【第3日目】 2019/10/12

「鬼怒川温泉ホテル」→「ろまんちっく村」→宇都宮市内を走行→「ホテル三日月」

 朝から大雨の中,遊べそうな所を探した結果, 「ろまんちっく村」へ行くことにした。「ろまんちっく村」で温泉プールに入った。施設内では食堂や物販,宿泊施設もある。Y氏曰く「次に栃木へ来たときは,ここに泊まりたい」とのことだった。

 「ろまんちっく村」で温泉プールを楽しんだ後は彼の運転で宇都宮市内を走行。昼食を取ろうと店を探していたが,めぼしい店が見つからず。早々に「ホテル三日月」へ入った。

 鬼怒川は濁流になっており,東武線をはじめ首都圏各線は運休となった。

 【第4日目】 2019/10/13

「台風一過」の晴れで暑かったが,鉄道の運行状況はズタボロの中で出発した。Y氏の車で東武動物公園駅まで送ってもらい,同駅から列車に乗って帰宅した。

 この旅以来,私は「秋の旅行は10月後半~11月に行く」と決めた。この旅は「10月前半は,まだ台風が来るかもしれない。したがって,10月前半は旅行には不向きである」という観念が作られた旅でもあった。

 

②「2022年10月 名古屋の旅」

 昨年の10/26~10/28に2泊3日で行ってきた旅である。

 初日は「この秋一番の冷え込み」という予報を聞いて,Tシャツ重ね着(半袖2枚)+スカーフ+被り型パーカー+AVIREXの「MA-1 EAGLE」を着て出発した。

 1日目(10/26):単独行動で「リニア・鉄道館」見学ということもあり,それほど暑さを感じなかった。

 2日目(10/27):Twitterのフォロワーさん(Kさん:「JR東日本」職員〔運転士〕)と乗り鉄旅であったが,活動量が多いため,少し汗ばんだ。途中でスカーフを外したり,「MA-1 EAGLE」のファスナーを開けるなどして旅を続けた。

 3日目(10/28):単独行動で東海道線の主要駅(尾張一宮,大垣,岐阜)で撮影していた。朝の冷え込みはあったものの,日中は気温が上昇して暖かくなった。特に,午後の岐阜駅ではホーム上で屋根の無いところにいると,暑くて汗をかいた。

 「MA-1 EAGLE」はロイヤルブルーという濃い青の中綿入りフライトジャケットであるため,直射日光を受けて暑くなりやすい。これならば,アウターを中綿の無い「L-2B」に変更,パーカーも前開き型にしたほうが良かったかもしれない。

 活動量や気温,日差しの程度,服の色や素材の特性など,旅行コーデの難しさを思い知った旅である。

 「10月は天候が読みにくく,旅行の日程や洋服のコーデを組むのが難しい月」というのが私の意見である。