2023/08/22(火)

 2日目は尾張一宮駅から05:22発の普通列車 (豊橋行き)で大府へ移動。2日目の午前中は大府駅で撮影することに決めていた。

 岐阜方面から豊橋方面へ向かう始発列車であるが,尾張一宮駅で乗車した段階から既に大半の座席が埋まっていた。転換式クロスシートの空席を探し,中年男性客の隣に座った。かなりくつろいでいる様子であった。

 名古屋駅で乗客の入れ替わりがあったが,依然として混んでいる。夏休みで長距離を旅行する人には始発列車や最終列車の時間は要確認である。

 

 

・313系J6編成

 313系のうち,「1100番台」に属している。2010年8月~10月に投入された編成。混雑対策として車端部をロングシートに改められている。

 大垣車両区に所属し,東海道線名古屋地区の普通列車から快速系種別まで幅広く活躍している。

 

 

・313系B524編成

 313系のうち,「1300番台」に属する編成で,平成23(2011)年~平成27(2015)年に投入された。

 ワンマン運転対応のため,運賃箱,整理券発券機,運賃表示器を装備している。

 神領車両区に所属し,中央本線(中津川~塩尻~松本 ※塩尻~松本はJR東日本の管轄),関西本線(名古屋~亀山),武豊線で運用されている。

 

・EF210型電気機関車

 貨物列車の牽引機としてEF65型とEF66型の置き換えを目的に製造された直流電気機関車である。岡山機関区に初めて配備されたことから「桃太郎」の愛称が付いている。

 平成8(1996)年に試作機(901号機)が誕生し,平成10(1998)年から量産が始まった。

 所属は新鶴見機関区,吹田機関区,岡山機関区の3カ所である。東海道線・山陽線の他,東北線(宇都宮以南),京葉線,総武線などでの運用もある。

 

 たとえ早朝でも,夏の名古屋地区をナメるのはアウトである。早朝5時に尾張一宮駅の温度計で既に「27度」と表示されていた。じっとしているだけでも湿気と暑さの両方を感じて蒸し暑い。

 高温多湿ほど嫌な空気の状態は無い。冷凍されたペットボトルの麦茶を頭部や頸部,腋下に当てると少し気持ち良くなるが,効果不十分。

 涼を取るため,通算2回目で初めての「朝コメダ」をキメることにした。

 大府駅から徒歩数分,「コメダ珈琲店」大府駅前店に入店。前日の名古屋(エスカ地下街)と違って,スンナリ入店できた。価格も大府駅前のほうが少し安い。

 大府のコメダで「クリームソーダ」をオーダーした。

 長靴型のグラスに氷とともに注がれたメロンソーダの上に,前日のアイスココアと同様に高く聳(そび)え立つソフトクリームがある。

 メロンソーダの清涼感と甘味,ソフトクリームの冷たさと甘味が蒸し暑い早朝の列車撮影で疲れた体と精神に安らぎをもたらした。店内も冷房が効いていて,心地よい。

 「朝コメダ」をキメたあと,列車で名古屋方面に向かい,新たな撮影地の開拓を試みた。