名古屋駅到着後,一旦改札を出て駅構内のキヨスクで土産物を購入。

 その後,7・8番ホームの「きしめん 住よし」で昼食。「海老天きしめん」「いなり寿司」をオーダーし,食した。

 天ぷらはオーダー後に揚げる旨が店内に掲示されている。食事を楽しみたい旅人には嬉しい配慮である。
 綺麗に隠し包丁された海老の身は真っ直ぐに揚がっており,プリッとした食感が美味であった。
 

 昼食後,11:02発の快速  瑞浪行き中央本線春日井へ向かう。211系の4両編成を2本つないだ8両編成であった。下り方先頭の車両に乗った。

 春日井駅に到着後,列車を降りて反対側のホームを見ると211系が入線していた。とりあえずスマホを向けて撮る。
 一旦、改札を出て駅に入り直す。
Canonのコンパクトデジカメを取り出してフィルターを付けて,いざ撮影。
 
・315系C2編成
 2022年3月のダイヤ改正に合わせて配備された315系の第2編成である。同年のダイヤ改正から中央本線の名古屋~中津川間では,普通列車と快速列車が終日8両編成に統一された。
 
 ・315系の側面行先表示器
フルカラーLEDで号車,種別,行先,次停車駅まで表示されている。これなら初めて乗るお客さんでもわかりやすい。
 
・383系
 振り子制御の機構を装備して最高時速130km/hで走行するJR東海の特急型電車である。
 主に名古屋~長野間の特急「しなの」を担当しているが,朝夕ラッシュ時の「ホームライナー」も担当している。
 
・211系K12編成+他4連
 JR東海では昭和63(1988)年7月から平成2(1990)年2月にかけて,211系5000番台が投入された。JR東日本の2000番台をJR東海仕様にアレンジしたものとされている。
 老朽車両の置換えと冷房化の促進が目的で,主に次のような仕様になっている。
・化粧板と座席モケットの色調変更
・側扉内側に化粧板設置
・分散型インバータクーラーの採用
・補助電源装置変更(MG→SCV)
・送風機増設(4個→6個)
・助士側前面窓の拡大
・車外スピーカー設置など
 私がJR東海の211系を推した理由は「助士側前面窓の拡大」である。
 これは座りながら前面展望を楽しめることに由来する。通勤型電車で運転席の直後,乗務員室仕切り窓の所にロングシートがある車両は小田急や東急,JR東日本の4ドア通勤型電車に乗ることが多い私としては,211系の座席配置は珍しく感じる。
 なお,東京側(中央本線名古屋地区では中津川寄り)の先頭車がクモハ(運転台付きの電動車)である。運良く始発駅から座って乗ることが出来れば,「座って前面展望+モーター音を楽しめる」という鉄オタ天国な車両である。
 
 2時間近く粘って撮影していたが,蒸し暑い天候に大量発汗,疲労感,倦怠感を覚えた。旅先で熱中症に罹患して救急搬送,緊急入院,命を落とすなど,まっぴら御免である。
 ひとまず列車で名古屋駅まで引き返し,「エスカ地下街」にある「コメダ珈琲店」で涼を取ることにした。
 約10〜20分待って入店し,アイスココアをオーダーした。
 
 ココアの上に聳(そび)え立つソフトクリームは冷たくて甘い。夏の喫茶店は天国である。その「天国」で飲むアイスココアは格別である。豆菓子まで付いているのが嬉しい。