皆さん,こんばんは。

ちょっと間が空きましたが,本日も書いていきたいと思います。

 今では「セーラー服を採用している学校が少なくなった」という話をよく聞きます。セーラー服の襟に沿ってスカーフを巻く学校とリボンを付ける学校があり,私は前者が好きです。リボンは既に形作られているという点で更衣時の手間を省けるため,朝の忙しい時に便利かと思われます。

 他方,スカーフを巻く場合でも「スカーフ留め」を通して襟に沿ってドレープを広げて形を整えるものと,スカーフを自分で結ぶタイプもあります。

 私が通っていた中学校は冬服にて「スカーフ留め」のある紺セーラー服が採用されており,セーラースカーフの色は青と白の2種類でした。

襟とカフスに白いラインが3本あり,胸当ても付いていました(胸当て部分に3本ラインは無かったです)。スカーフは白を着装する者が圧倒的多数でした。青色のスカーフではセーラー服の紺色と近い配色でスカーフの存在感が薄くなるのと,襟やカフスの3本ラインとスカーフの色が同じというのも統一感のある着こなしとして馴染むのかもしれません。

私の個人的意見を述べさせていただくと,白いスカーフは紺or黒のセーラー服,青色のスカーフは白いセーラー服に似合うと思います。

 クラス内では毎日,服装点検が行われて,スカーフ着装の有無も点検項目にありました。

 服装を正すことに順応してキチンとスカーフを巻いて制服を着こなす者もいれば,「ちょっと悪態をつく」ではないですが着崩してカフスを開けたり,スカーフなしの状態で制服を着る者もいたように思います。

 また,スカーフを着装するにも襟に沿ってドレープを大きく作る者,スカーフ留めの近くで小さく広げるのみで殆どストンと垂直にスカーフをスカーフ留めに通している者,スカーフ留めの中でクロスさせてスカーフを通してからドレープを作る者など,スカーフの着装方法も色々でした。

 青と白,2色のスカーフを比べると紺セーラーには白スカーフのほうがスカーフをハッキリと認識することが出来て,カッコ良さと可愛さをより明らかにすることが出来ると考えます。

 以前のブログにも書きましたが,私がスカーフに興味を持ったのが10代前半で,「セーラー巻き」という巻き方を知ったのは10代後半に「スカーフの巻き方」本を買ってからです。

 私のスカーフコーデでも「セーラー巻き」は積極的に取り入れており,2022/12/23の「スカーフを楽しむ」という記事〔スカーフを楽しむ | Tokai313の滑稽なる旅路 (ameblo.jp)〕でも紹介させていただいています。

 本日のブログでも,フライトジャケットと「セーラー巻き」したスカーフの画像をいくつか貼り付けておきます。

 フライトジャケットはリンク先のブログ記事にも紹介していますAVIREXの「MA-1 EAGLE」(ロイヤルブルー)です。スカーフは「伝統横濱スカーフMarca」の「日本丸」(サックス 88×88cm)と他1枚を重ねた2枚重ねです。2枚重ねすることボリューム感を出すことが出来ます。また,明るい水色を使うことでMA-1のロイヤルブルーとのコントラストがハッキリ出ます。同系色で色調の明暗や濃淡を取り入れるのはハズレの無いコーデの一つです。MA-1の下にチャコールグレーのパーカーを入れています。

 今度は,パーカーのフード上に被せて「セーラー巻き」をしています。

 パーカーのフード下にセーラー服のスカーフと同じように巻くよりスカーフの存在感が大きくなりました。冬場の服装では紺などの青系統や黒,深い茶色などの濃色がアウターになることが多いと思います。

 濃色のアウターに対して同系色の明るい色のスカーフを巻くことで,少し明るい雰囲気を出せていると思います。スカーフを水色にすることで春を先取りしているように感じると思います。

 

 今度は紺色の縁取り,中面に青と金色で馬具の柄が描かれた「蹄鉄とステッキ」というスカーフをパーカーのフード下に「セーラー巻き」の形で巻いた後,結び目を「ネクタイ結び」にしてみました。このスカーフは88×180cmで定番サイズ(88×88cmの正方形)2枚分の大きさがあります。そのため,半分に折って正方形を作り,それから三角形に折って「セーラー巻き」を行います。

 パーカーのフード沿いにスカーフが折り重なっているので,折り重なった段差の白・金・青の配色と結び目の紺色が鮮やかでカッコ良く見えます。紺色が強い配色のスカーフだと,MA-1のロイヤルブルーに隠れてしまうかもしれないですが,中面が白で青や金色が入ることでアクセントカラーになっています。

 

  同じスカーフでも,フードの近くで折り返し方や畳み方を変えて巻くと,雰囲気が変わります。フードに被せたスカーフの下端を引っ張って紺色の縁を出して,これに加えてフード下に入っていたスカーフの中面を引き出して下に広げてみました。

 先に上げた画像は結び目を「ネクタイ結び」にすることで縦のラインを作り,引き締まった表情,こちらの画像では結び目を「固結び」にしてドレープを大きく作り,スカーフを広く大きく見せることで暖かさと優美な雰囲気があると思います。