2021/06/24(木)

 「北関東・南東北の旅」も第6日目を迎えた。この日は郡山まで行ってきた。最初は東北本線の普通列車を乗り継いで行くつもりであったが,前日の疲れが残っていたため宇都宮~新白河間を新幹線利用に切り替えた。

 宇都宮から7:18発の「やまびこ201号」仙台行きに乗車した。この列車はE2系(10両編成)が充当されていた。7:42に新白河に到着。

 新白河駅の構内には「白河の関」,「白河小峰城」,戊辰戦争の資料展示があり,興味をそそられた。

 新白河から8:42発の東北本線・下り普通列車の福島行きに乗車した。列車は6両編成で,E721系1000番台(4両編成)とE721系0番台(2両編成)の併結であった。前4両のE721系1000番台はピンク・白・緑の3色の帯,後2両のE721系0番台は赤・白・緑の3色の帯が巻かれていた。

 郡山に近付くにつれて,高校生の乗車が増えて混んできた。9:32に郡山到着。コインロッカーに荷物を預けて入場券を買ってホームへ入り直し,E721系と701系を撮影した。

 10:46に撮影を終了し,11時から昼食を取ることにした。

今回は駅ビル2Fの「湖穂里(こおり)」という蕎麦屋さんに入った。

メニューを見て「3種たれざるそば」をオーダーした。「3種たれ」の内訳は「温つゆ」,「ゴマだれ」,「通常つゆ」である。

 「温つゆ」には長ネギが入っていて,肉系の旨味を感じた。焼いた長ネギを入れて温められた汁は濃いめの甘口で美味かった。会計時に店員さんに聞いてみたところ「温つゆには鴨汁を使っている」とのことだった。どうりで濃厚な旨味があったワケだ。

 「ゴマだれ」は「濃厚」の一言に尽きる。それも「しゃぶしゃぶのたれ」やサラダ用の「ゴマドレッシング」のようなオイリーなものではなく,すりおろされたゴマを出汁で溶かしたと思われるゴマの旨味を強く感じる濃厚さであった。

 「通常つゆ」は色が薄めで,あっさり味のやや辛口であった。蕎麦は白みがかった色で,冷水で締められていて,歯応えと喉越しが良かった。タンパク質を補給したくなったので,鴨ロースを追加オーダーした。鴨ロースは野菜と一緒に盛り付けられており,「肉サラダ」のように美味しく食べることが出来た。

 食事中,店内の掲示物に「原木しいたけ(天ぷら・バター焼き)」なるメニューを発見してしまった。蕎麦と鴨ロースで既にノックアウトされているのに,追い討ちをかけるような状態である。私の脳は郡山に支配された。

 というわけで,翌日は福島駅の「餃子の照井」で昼食の予定であったが,急遽,郡山駅の「湖穂里」を再訪することにした。

 宇都宮までの帰路は12:37発の「やまびこ212号」東京行きで那須塩原まで乗車し,那須塩原から宇都宮まで東北本線の普通列車・宇都宮行きに乗った。

 夕食は「みんみん」のステーションバル店でヤキ・スイ・唐揚げをオーダーした。唐揚げが凄いジューシーで柔らかかった。脂が乗りまくりのところであった。