2021/06/21(月)

 この日は東北本線の新白河駅を目標地点として旅を進めた。

5:36に「東武駅前」バス停から関東自動車バスに乗り,JR宇都宮駅へ向かった。

 宇都宮駅から5:50発の普通列車・黒磯行きに乗った。

当時は宇都宮~黒磯間で早朝・夜間にE231系orE233系10両編成の普通列車が運行されており,同区間でグリーン車に乗ることも出来た。2022年3月のダイヤ改正で宇都宮駅における系統分離が行われ,現在では同区間におけるグリーン車乗車は出来なくなってしまった。

 早朝でラッシュ帯に入る前の下り列車ということもあって,グリーン車の中はガラガラに空いていた。黒磯駅到着後,トイレ休憩を挟んだ後に7:04発の普通列車・新白河行きに乗った。黒磯~新白河間はE531系(5両編成)によるワンマン運転である。同区間で朝のラッシュ帯に入り,通学する高校生の乗車が多かった。

 新白河到着後,降りたホームの先にある郡山・福島方面ホーム(7番線)には既に多数の乗客が列をなして並んでいた。人混みをかき分けるように歩いていると,反対側のホーム(8番線)を貨物列車が間近で通過していくというスリリングな場面に遭遇した。

 改札を出て,コンコースをぶらついた。新幹線との乗換駅になっている新白河は広いコンコースに「みどりの窓口」,各種自販機(ジュース,アイス),観光案内所,土産物店が入っていた。新白河駅における東北本線の列車本数は,

およそ毎時1~2本である。

 

  新白河から8:38発の黒磯行きで折り返し,黒磯駅で205系600番台の普通列車を撮影した。

 10時半過ぎに撮影を終えて,11時に「冨陽」という蕎麦屋さんで昼食を取った。シンプルに「ざるそば」をオーダーした。コシが強くて美味かった。昼食後,矢板駅で降りて「ぽんこつキッチン」の場所を確認した。「ぽんこつキッチン」とは,矢板市にお住まいのモデル「ぽんこ」さんが月に数回,開いているお店である。現在は閉めてしまったのが惜しい。

 矢板から宇都宮に直行し,2000円を課金して「JR東日本ホテルメッツ宇都宮」にアーリーチェックインした。入った部屋がトレインビューできる部屋で,歓喜した。

 荷物を降ろして,クロネコヤマトで発送依頼しておいた服の箱も届いていた。服の仕分けをした後,駅ビル「パセオ」内の「来らっせ」で「みんみん」の冷凍餃子(30個入り)を購入し,クール宅急便を依頼した。

 夕食は「みんみん」で「ヤキ・スイ・半ライス」を食した。暗号みたいな商品名であるが,焼き餃子・水餃子・半ライスのセットである。今回の旅に備えて,YouTubeで「宇都宮餃子ちゃんねる」を視聴し,餃子の食べ方を予習しておいた。同チャンネルの主宰者である鈴木章弘氏がオススメされている「タレを付けずに直接食べる→酢と醤油を付けて食べる」という方法で食べてみた。酢の酸味と餃子の旨味が融合して,実に美味であった。