●新潟県の花角知事が、柏崎刈羽原発の再稼働を容認する意向だと。

早ければ26年1月にも動く。

真冬の大雪のころだ。

東電は福島第一原発事故の始末もできないまま走る。

国策の名のもとに政府からも再稼働要請の圧力がかかる。

 

●6号機が1基動けば年間1000億円? がもうかるらしい。

東電は 福島事故の処理費用の不足を補いたいだろう。

ただ再稼働に伴う費用は1兆円を優に超える。

新潟県には10年で1000億円を提供する。

だけど テロ対策施設にだってもっとカネがかかる。

 

万事カネだなぁ。

 

●地元の柏崎市と刈羽村は再稼働容認の意向。

カネだ。

 

花角知事は「県民に信を問う」と言っていた。

県議会で再稼働の補正予算を可決させることで

信を問うたことにする模様。

県議会は茨城県と同じく自民党が多いから、 かんたんに通る。

それで県民の意向を確認したことにする。

知事は県民投票を拒んでおいて、こういうやり方をする。

県民の生命財産より大事なものがあるのさ。

 

茨城県も東海村も、大いに参考にするだろう。

 

●新潟県の避難計画には豪雪対策なんかない。

いざ、事故が起こって逃げようにも、

大雪なら道はなおさら大渋滞することが目に見えている。

逃げられると思う人はどのくらいいるのかな。

 

事故を起こさないためには 再稼働しないこと しかない。

 

●それでも県は東電からカネがもらえるから、その魅力に目がくらむ。

新潟県民の世論は再稼働反対が多そうだ。

だったらまあ、カネをちらつかせておけ、ということ。

 

万事カネだなぁ。 

 

東海村も茨城県も、まあ、そうなるのかな。 違うのだがな。  

 

●原子力資料情報室が声明を出した。