●11月9日(日)13:30から、

東海村駅東口のアイヴィルで学習会をします。

「原発と避難計画の学習会」です。

この学習会を企画した思いをお話しします。

 

●村内では自由に原発問題を話題にするのがむずかしい雰囲気が

あります。原発関係者が身近にいるので気をつかって避けている

というのが実情でしょう。

私はその空気をいつも重苦しく感じている一人です。

そんな村でいいのだろうか、と。

 

●原発を再稼働させたい人は、

 経済性や雇用、エネルギー問題、電気代高騰などを挙げます。

●原発を批判する人は、

 その安全性、核廃棄物処理などの困難な課題、人権の危機を挙げます。

 

これはつまり、カネか命かという対立構造になり、

それぞれが重要だと考える部分がかみ合わないのです。

 

●そんなこんなで、意見をやり取りすると平行線になって、

もの別れに終わるかもしれません。

原発関連の会合では、賛成であれ反対であれ、同じような考えの人ばかりが集まるので、異なる意見を聞く機会がありません。

 

●そこで今回の試みは、

村行政や議会が避けていることをしてみようということです。

つまり、意見の異なる人が話し合ってみるということです。

うまくいくかどうかは確信が持てません。

 

●宮武宇也さんのお話の後、意見交換をしますが、

これは結論を出すための会合ではありません。

まずは自分と異なる考えを受け入れてみましょう。

 

フランスのヴォルテールの言葉、

「私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は

命を懸けて守ろう」って、

別に命は懸けませんが、意見はちゃんと尊重しましょう。

民主主義って、そこからスタートしますよね。

 

●この機会が次につながって、

村民が広く話し合える下地ができればありがたいと思います。

ぜひ、再稼働に賛成の方の参加をお願いいたします。       ◢