●維新は 議員定数を減らすと いいことがある と思っているようだ。
同じく、いらない議員が落ちて よい政治が行われるに違いない
と思っている有権者も多いようだ。
やる気のない無能な議員が減って、有能な議員だけが残るとか、
権力にしか興味のない悪徳議員が落ちて清廉な議員ばかりになるとか、
本気で思っているのだろうか。
どこにそんな保証があるか。
裏金議員を当選させる有権者のリテラシーを甘く見ない方がいい。
●当選するのは、
強固な地盤と組織票を持った候補者だったりして、
それが他の候補者より優秀だという証拠はない。
(名前が知られているから当選したタレント議員を見ればわかる)
むしろ組織票はないが、
優秀で公正で真に国民のことを考えている人が
落選したりするものだ。 地方も同じ。
●ともすれば残るのは 裏金議員 (権力に守られた犯罪者)や
セクハラ・パワハラ議員、 居眠り議員といった
仕事はしないが いばりくさって無能で、
人格的にどうかと思われる人だったりする。 地方も同じ。
(逮捕者は維新に多くないか)
●国民が定数削減をしたいと望むのは、
国会議員が無駄に税金を使っていると思うからだろう。
でも、そんなものは議員による。
議員を十把ひとからげにして扱うのは雑すぎ。
だったら定数をいじるより、
ダメな議員を淘汰できるような方策を考えたほうがいい。
比例の人数削減などしないで、小選挙区制を見直す方がいい。
●ネットの誤情報を安易にうのみにして振り回されたり、
根拠のない怪しいデマを拡散したりする有権者の
政治的リテラシーが上がるように力を注ぐ方がいい。 ◢