共同通信の記事より(全文)
「日本原子力発電の子会社社員だった50代の男性=茨城県=が2020年、過重労働の末に自殺したのは、
会社が疲労や心理的負荷への注意義務を怠ったことが原因だとして、
妻ら遺族が25日、子会社などに約1億4千万円の損害賠償を求めて
水戸地裁に提訴した。
遺族側によると、男性はうつ病を発症して死亡し、
23年に労災認定された。
訴状によると、子会社「原電エンジニアリング」の
東海支社(茨城県東海村)に勤務していた男性は、
放射性廃棄物の処理に関わる業務を担った。
12日間の連続勤務や、1カ月に80時間以上の時間外労働により
うつ病を発症。20年9月に亡くなった。
水戸労働基準監督署が労災認定した。」
②NHK水戸局 (8月26日)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20250826/1070028212.html
(以下、NHKの記事の一部抜粋)
遺族は、男性が過労の末に自殺したのは業務遂行に伴う疲労や心理的負担によりうつ病を発症したためで、会社側が心身の健康を損なわないようにする注意義務を怠ったとして、会社と当時の社長に対し、1億4000万円余りの損害賠償を求めています。
「原電エンジニアリング」は、取材に対し「答えられない」としています。
【男性の妻がコメント
「仕事に疲れ果てて逝ってしまった主人に謝ってほしい」】
男性の妻は代理人の弁護士を通じ、
「夫がこんな形で私たちから離れて行ってしまったことが信じられず、何で今、夫がいないのかという思いは、あれからずっと消えません。とても責任を感じて働いていましたが、主人は以前から、業務工程のスケジュールや人材不足について無理があると常々言っていました。仕事に疲れ果てて逝ってしまった主人に謝ってほしい」
というコメントを出しました。
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