●8月8日に日本原電から中央制御室火災の最終報告書が出ました。

2月4日に火災を起こしながら、

8月までずっとまともな報告書が出せずにいましたが、

最終報告書も特段見るところはありません。

 

自らのふがいなさを告白してはいます。

これからは安全対策を細かくきちんとやるよと言えば言うほど

これまでこんな当たり前のこともちゃんとできていなかったんだ、

と呆れます。

自分でいい加減な企業だと認めているのだから、

安全だと言われても信用する根拠が何もありません。

 

今後厳しくやると言えば言うほど、

そんなのを徹底するのは無理だろうな、だんだん雑になるだろうな

と思わされます。

もう廃炉にするしかないと思わされます。

 

●その説明をするのかどうか、

公共施設においてあるチラシを見つけました。

9月から10月にかけて11会場で

東海第二原発の状況説明会を開くようです。

 

●ところがこのチラシ、参加申し込みのQRコードを開いても、

申し込み欄がありません。

しかたがないのでPCで原電のホームページを見ると、

ここにも申し込み欄がなく、チラシを見よ、と。

 

堂々巡りでどうしても申し込みができません。

参加を諦めさせる作戦か。

 

●仕方がないので、わざわざ電話をして申し込みました。

 

参加は1人1回限り、とか言いますが、

各会場とも50名の定員には満たないでしょうから、

当日行っても入れそうな気がします。

 

説明会ではいつも質問の時間がなくて

詳しく聞けない仕組みになっています。

説明会をちゃんと開いたぞ、というアリバイ作りのためだけに

開いているように感じてしまいます。  

 

みんな、どうせ行っても時間がなくて聞きたいことも聞けないし

と諦めているから、参加者が少ないのでしょう。

これも作戦なのでしょうね。                     ◢