●日本原電は、内部告発でばれた東海第二原発の防潮堤の

施工不良について、設計変更の説明がまだできていません。

原子力規制庁には、5月にするはずの「第3ステップ」のヒアリングを

7月以降に延ばしてと頼みました。

欠陥地中壁を残したままでの変更の妥当性を説明できないのでしょう。

初めからやり直すには、技術力と経理的基礎が及ばないのでしょうし。

 

●東海第二原発で3年間に12回もの火災事故を起こしておきながら、

再発防止策を出せません。

これも5月中に出すはずが、提出は未定です。

規制庁だけでなく、県や村を納得させられるだけの対策が

立てられないからでしょう。

ましてや住民はたくさんの疑問を持っていますが、

住民説明会を開くよう再三要望しても、明確な答えをしません。

市井の専門家に突っ込まれたら答えられないからでしょう。

東海村議会の全員協議会(6月25日)では、

原電は言質を取られないように質問をはぐらかし、

正面から答えないようにしていました。

誠実さを感じられません。

 

●安全に原発を動かす能力を持たない事業者には、

もう諦めていただいて、廃炉作業に入っていただきたい。

 

●山田村長は、 事故の蓋然性が高まっている時期に、

再稼働をした方が村のためになると勘違いをしていますが、

都合の悪いことには関心を示しません。

そんな姿勢を村民が批判していることを知ってほしいものです。

支持者の声だけを聴いているのではなく。