▼大井川知事の発言は重大。
再稼働の見通しは数年先まで立たないということ。
以下、 6月20日NHKニュースから
●東海第二原子力発電所で重大な事故が起きた場合に備えて
茨城県が確保を進めている避難所について、
大井川知事は残りおよそ9万4000人分を確保するまで
数年はかかるという見通しを示しました。
●日本原子力発電が再稼働を目指す東海第二原発をめぐり、
県は、重大な事故が起きた場合に備えて、
避難の可能性がある半径30キロ圏内の
およそ91万6000人分の避難所の確保を進めています。
●対象地域の市町村はこの避難所をもとに、
住民の詳しい避難方法などを避難計画にまとめますが、
県によりますと、
残りおよそ9万4000人分の避難所が確保できていません。
●これについて大井川知事は20日の定例会見で、
「めどとしてはっきりしたことは聞いていないが、
今後数年である程度の見通しが出てくるのではないかと期待している」と述べ、確保まで数年はかかるという見通しを示しました。
●原発で重大事故が起きた際の避難所や避難方法は
再稼働の事実上の要件の一つとなる「緊急時対応」という避難計画を
策定する上で必要な要素となっています。
(記事、以上)
▼県外の避難所の確保が進まないため、
水戸市やひたちなか市の避難計画が行き詰まっています。
数年かかるといいますが、そんなものでしょう。
他県からは迷惑がられていそうです。
東海村の山田村長は、そうした事情をよそに、
自分の選挙対策のために「再稼働は必要」と容認発言をしました。
フライングだと気づかないのか。
タイミングと言うのを考えないのか。
▼このニュースによれば、
再稼働の見通しは水戸市などの避難計画ができるまで
数年先延ばしになります。
山田氏、なんでも言えばいいってものではありません。