大阪万博が始まった。

始まった以上、もうあれこれ批判はするな、という声があって、

多くの人の共感を得ているという。

文句を言わず楽しめばいいじゃないか、ということのようだ。

批判する奴はひねくれていて問題がある、ということのようだ。

 

批判する人をおとしめ、排除する考えはどうかと思う。

もっとはっきり言えば、間違っている。

「非国民」扱いしているように感じる。

そう言うとまた、私もバカだ「非国民」だ、と思われるんだろうが、

批判を封じる考えは恐ろしいんだということをわかっていただきたい。

そういうのを全体主義というのだが、 「批判をするな」という人は、

たぶん全体主義を理解しないのだろう。

 

以下に2つの動画を紹介します。

 

批判を排除する空気は「あの時」にそっくりやろがい…!

 

カジノについてわかりやすく説明する山本太郎

 

この動画を見てお考えいただきたい。

 

万博の何が問題か、がテレビではあまり取り上げられない。

テレビ局が万博の協賛をしているから、ネガティブな報道を自主規制

して礼賛ばかりしているのかと思う。 大政翼賛的な空気を感じる。

そんなことをしているからテレビはオワコン(終わったコンテンツ)と

言われてしまうのだ。

(何かを批判する番組 (万博に限らず)を作ると、 SNSで叩かれる。)

 

こうした、「批判をするな」に共感する声が茨城でも多くなれば、

そのうち茨城も維新が強くなっていくのだろうか。

維新に限らず、人権意識の低い党が伸びるのか。

いのち輝く未来から程遠い空気感になっていくのでは。 息苦しい。

 

東海村で8月に児童生徒を大阪万博に連れていくなという話を

3月22日にここに書いたが、ほんとにやめてほしい。

連れていくこと自体が教育にいいとは思えない。

いや、 むしろ何が問題なのかを考える機会にでもなれるかな。

でも企画した大人がそういう視点を持っているかな。