来年の話ですが、2月2日(日)13:30から、
東海村舟石川コミュニティセンター多目的ホールで
避難計画の講演会を開きます。
12月25日(水)に東海第二原発運転差止訴訟の第5回口頭弁論が
東京高裁で開かれます。
その時の資料をもとに説明しますから、
非常に的を射た、丁寧な解説になるでしょう。
講師は原告団の共同代表である大石光伸さんを予定しています。
東海村と日立市が策定した避難計画の様々な問題点を暴きます。
不十分な点が多すぎて目が回りますよ。
日立市は北へ逃げるのに、
避難道路が6号国道と常磐道の2本しかありません。
道路が通れなくなったらおしまいなのに、
市の説明では大丈夫なんだって。なんで?
それにしても
避難計画ができたと言われて、なぜ安心なのでしょう。
事故が起こっても大丈夫だと?
避難するような事態になったら、簡単には戻れないし、
財産をはじめ生活の基盤がすべて失われる上に、
避難先でたいへんな生活を強いられ、
生活の保障など期待できないまま、
未来に絶望することになるのに、
なぜ、「避難計画が策定できた」ことで安心して、
思考停止してしまうのでしょう。