劇作家・演出家の鴻上尚史さんのX(Twitter)とその返信から引用します。
鴻上
日本人には「自我」を持つ人は少なく、多くは集団をアイデンティティとする「集団我」で生きている、と言ったのは、社会学者の南博氏でした。 会社の指示に従ったり、団体や組織の指示で投票するのは、まさに、「自我」の判断ではなく「集団我」の行動でしょう。
「集団我」で生きている人は、集団に自分を溶かして生きているので、自分が「集団我」で生きているということに、自覚はないことが多いのですが。
A氏
「集団我」
確かにこれで日本人の特異なところが色々説明がつきそう。
例えば先の大戦で無謀に突っ走ってしまったこと、福島原発の大事故を経験しても未だに目が覚めないこと、島国根性、やたら集団で何かさせようとすること等々。
ずっと感じていた日本の気持ち悪さってそこからきているのかな。
B氏
「集団我」
日本での、民主主義とは単なる多数決という誤った考えを下支えする最たるもの。 日本独特の気持ち悪さの要因でもありますね。
阿部の感想
「我が強い」ということと「自我」があるということとは別。我が強い人が必ずしも自我をきちんと確立させているとは言えない。
明日の選挙では、こういう面からの結果分析も興味深い。
やはり自民党とその亜流が勝つのではと悲観的です。違っていてほしい。