今まであまり、自分のことを人前で語るような機会は無かったので、この引退ブログでは自分のチームやマネージャーに対する想いを書き残そうと思います。
凄く長い文章になると思いますが、お時間ある時に最後まで読んで頂けると嬉しいです。
私はみんなにとって「影響」を与えられる存在になれていたかな?
メインやベンチ、係仕事などのマネージャー業務を熟そうとがむしゃらに突っ走った1年目。
大好きな大好きな先輩の為に、自分の成長の為に必死になって頑張った2年目。
目標を見失ったこともあったけど、マネージャーとして勝利に貢献すること模索した3年目。
どの年も自分なりに、
すごくすごく労力と時間を費やした。
だけど、毎年負けて終わり。
どうしたら最高の結果で終えられるのだろう。
そんなことを考えているうちに4年目突入。
もう悔し涙でシーズン終わりたくないな。
なんて思いながら、4年目の私が掲げたテーマ
「周りの人へ良い影響を与え、チームを勝利へと導く存在になること」
「自分の成長」だけでは、チームのためにならず、
「勝利への貢献」だけでは、結果が出せない。
ならどうするべきか?
そんな疑問を自分に投げ掛けた結果、先述したテーマが浮かび上がりました。
自分の存在によって
「頑張りたい」「勝ちたい」と感じてもらえるように、
自分がチームを勝たせるんだ。
そして、絶対に一部昇格できるチームにする。
意気揚々とこんな個人テーマを掲げて、最後のシーズンが始動したけど、
どうしたら、みんなのために勝利を導く存在になれるのか悩み苦しんだこともあった。
後輩に頼もしい姿を見せられないこともあった。
たくさん不満を持たせてしまった。
頑張らないことを「頑張れない」と言い訳にすることもあった。
そんな中で、
変化を恐れず、強くなろうとする仲間を見て
私も変わろうと思った。
私はチームのために
マネージャーも審判も、そのほかの色んな仕事も
勝利に繋げられると信じて
このシーズンを走り通した。
10月30日
自分たちにとっての第2戦。
結果は負け。
私はベンチボックスでスコアを記入していました。
試合終了間際
「絶対に負けるわけにはいかない、勝つんだ」という想いと
「このまま引退なら、悔いの無いように最後まで戦わないと」という想いの狭間で
なんだか今までに感じたことのない不思議な気持ちだった。
勝てる、勝つ、絶対勝つと、
必死に戦っていたみんなには申し訳ないけど、
正直負ける覚悟も私はこの時点で持ち合わせていました。
もちろん私はショットを決められるわけないので、
ビハインド状況をどうすることもできない不甲斐なさを感じてはいたけど、
試合が終わって、マネージャーとしての後悔は全くなかった。
毎年あんなに流していた涙も出なかった。
悔しくて泣き崩れている仲間を見て、
これでいいのかと、心が痛んだ。
今でも、あの時負ける覚悟を持っていなければ、勝ちに導くことができたのかな、
良い結果になっていたのかな、
なんてふと考えます。
こいつこんなこと考えていたのか、
と落胆させてしまったのなら、申し訳ないです。
引退してから真剣な話をする機会のあった人には伝えたけど、
横国戦でのベンチは私の精一杯だったし、
やり切ったな、っていうのが本音です。
ただ、ルールの理解・浸透が結果に繋がると考え、
2年半必死になってやってきたチームでの審判活動に対しては
後悔が残るなあ。
みんなには伝えたけど、
横国戦でフラッグが5回も上がったのは
私が最後までルール理解の大切さを伝え切れなかったせいです。
自分の持っていた勝たせる力を注ぎ切れなくて、
本当にごめんなさい。
冒頭でも書いたように、
みんなに「影響」を与えられる存在に私はなれていたのかな?
審判姿を見て
「審判やりたい」「ルールをもっと理解したい」と思ってくれた子がいたなら
練習中、試合中の私の声掛けひとつで
「頑張ろう」「ここで負けていちゃダメだ」
と思ってくれた子がいたなら
ベンチでの姿を見て
「こんなアプローチができるマネージャーになりたい」
と思ってくれた子がいたなら
自分の掲げたテーマを少しでも達成できたのではないか、と思います。
だけど結局、これは自己満足であって
本当に勝利へと導く存在にはなれなかった。
結果を出したいのであれば、
もっともっとやるべきことがある。
今年はよく頑張ったと言うのであれば
その2倍も3倍も頑張らなければいけない。
変化を起こさなければいけない。
後輩たちには
やるべきだったけど、私たちができなかったこと、やりきれなかった色んなことを
必要とされるのであれば、
OBOGの立場でこれから伝えていきたいなと思います。
後輩のみんな、後は託しました!
30期選手のみんな!
(ひとりひとりに伝えたいことあるけど、長くなるのでまとめます)
みんなにはたくさん泣かされて、たくさんいじめられて、たくさん雑用扱いもされてきたけど
たくさん笑わせてもらって、たくさん大切なことに気づかせてくれて、たくさんぶつかってきてくれて、たくさん喜ばせてくれて
私のマネージャーを頑張れる理由でもありました。
新人戦の日に喧嘩するような、
大変なやらかしをしてしまうようなアホたちだけど、
正真正銘みんなはこの世でいちばんかっこいい自慢の同期たちです。
チンチャカムサハムニダ!
これからも嫌な顔しても良いから、かまってね💘
そして真奈、奈菜江
ほんと、貴方たちにはありがとうの言葉しか出ません。
実は最初、仕事を覚える上でライバルだと思っていたけど、
いつしかそんな敵対心も消えて、自分にとっての同志となり、、、
そんな2人がいたから、私も部活への情熱と愛を切らさず、
最後までやり切れたんだなって。
散々#上辺 とか言われてきたけど(笑)
こんなに高め合えた関係性は、
東海スタッフ史上最高で最強なんじゃないかな。
(と自負します。笑)
本当に感謝しかありません、ありがとう!
ゼブラ活動を通じて出会い、
たくさんお世話してくださった審判部の方々。
ラクロス部に入っていなければ出会うことの無かった、
時にライバルであり、時に仲間でいてくれた他大学のみんな。
たくさんの愛をくれて育ててくれた、
大好きな大好きな先輩方。
私たちを成長させてくれて、
いちばん近くで見守って下さったコーチの方々。
遠くから、静かに応援してくれた両親と妹。
本当にたくさんの方のおかげで、
4年間やり切ることができました。
家族には格好いい男子ラクロスを現場で見せてやりたかったです。🥺
マネージャー人生はこれで終わりにしますが、
審判員としてこれからも男子ラクロスには関わっていきたいなと思うし、
SCEPTERSを強くできる一員でありたいと思います。
遥々北海道から見知らぬ土地に来て
まさか本当に体育会のマネージャーをやるとは4年前の自分も思ってもいなかっただろうけど、
「東海大学男子ラクロス部への入部」という選択は絶対に間違っていなかったし、
素敵な経験ができました。
部活で過ごした4年間は、唯一無二の大切な時間です。
たくさんの思い出をありがとう!