ニホントカゲは6月頃に卵を産むよ。 メスは卵をなめたり、向きをかえたりと、子どもがかえるまでの約35日間、卵を守り続ける。 卵から出てきたら子どもは一匹で暮らしていく。

 

 幼いうちは濃い青色に五本の黄色い線の入った体の色をしている。 2~3年でオトナに成長して体長は15~30cmほどになる。 草むらや石がきのあるところにすんでいて、ときどき日向ぼっこのために石の上にへばりついている。

 

 食べ物は、コオロギバッタダンゴムシなどの昆虫からミミズナメクジなども食べちゃう。 ゴキブリハエ、蚊など人間にとって少し迷惑なものも食べてくれるからとてもありがたい存在だ。 天敵はヘビネコなど。 気温が25~30℃が最も暮らしやすく昼間に活発に動きまわる。 逆に気温の低くなる冬のあいだは冬眠する。

 

 4月~5月にオスは体の一部が赤くなって噛みつきあってケンカをする。 交尾するためのメスの奪い合いだ。