険しくも楽しい 旨い手打ち蕎麦 な日々 -7ページ目

険しくも楽しい 旨い手打ち蕎麦 な日々

ブログの説明を入力します。

「うどん」と「蕎麦」を比較しても仕方が無いのですが、
説明をする上で便利なので、これで行きます。

「手打ち蕎麦」に対して、「手打ちうどん」という料理が有ります。
この美味しい「手打ちうどん」を提供するお店の献立には、
どのようなものがあるでしょうか?

ざるうどん、ぶっかけ、釜揚げ、つけ麺などが、
シンプルにうどんを味わうメニューですね。

では、この「うどん」の味を進化・向上させましょう。
どうなりますか?

わかめ・昆布・月見・きつね・肉・天ぷら・カレー・・・
どんどん、味を足していきます。

ですが、「うどん」という麺は、自分を見失わない。
もっと言うと、鍋焼きうどんのような旨味たっぷりな出汁を持ってしても
うどんは自分の特性を失いません。

それは何故か?
うどんは、歯ごたえや食感、舌触り・のど越しなどを楽しむ麺であって、
原料である、小麦粉の旨味を楽しむものではないからだと思います。

またもう一つの特徴として、「旨味は他から持ってくるもの」があると感じます。
出汁がそれであって、種や薬味もまたその役目を担っています。

これが、「蕎麦」と決定的に違うところです。
蕎麦は、その麺そのものに「旨味」を有します。

そしてその旨味は、壊れやすく、
また他からの味にたやすく消されてしまいます。

今では、見かけなくなりましたが、以前の関西での「ざるそば」には、
必ず「うずらの生卵」が付いてきました。

もしも、美味しい手打ち蕎麦の場合、このうずら卵によって
見事に蕎麦の旨味は奪われることでしょう。

うずら卵があった方が旨いざる蕎麦は、蕎麦の不味いざる蕎麦です。

                                  つづく