それを理解する者の側に立って考えてみます。
この「そば通」と呼ばれる人が、納得する蕎麦に出会った時、
どのような食べ方をするでしょうか?
もしも、喫煙者や香水のきつい人が横に居たら、席を移動するでしょう。
おそらく、薬味に出された「わさび」は、使い切らないでしょう。
蕎麦が出てきたら、すぐに食べ始めるでしょう。
やはり、蕎麦の先だけに、蕎麦つゆを漬けて、音を立ててすするでしょう。
これらは全て、蕎麦の味と香りを感じるための工夫や努力です。
それほど、蕎麦の味と香りは、壊れやすいものです。
これほどの思いが有る人が、
この美味しい蕎麦と一緒に、「天ぷら」を食べるでしょうか?
つづく