精神障害の分類 | メンタルクリニック百道浜 福岡市 早良区 精神科 心療内科 漢方外来 ついてる

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丁寧な診察を心がけ、必要な治療や内服をご提案しております。
診断書は経過観察や医学的判断に基づき発行し、初診時に症状確認だけで即日発行することは原則として行っておりません。

私個人の指針となる精神障害の分類について書きました。

 

思考障害

統合失調症、うつ病、躁うつ病、強迫性障害などの重度神経症をまとめて思考障害と考えています。

これらは、思考のループが形成されて、それから抜け出せなくなった状態と解します。

統合失調症:現実に対して、外部から攻撃的な扱いをされているという思考パターンのループ。

幻聴などの攻撃的なものはこのためと考えます。絶えず不信、疑う状態のために、行動、思考パターンが狭まり、自閉、無為、奇異な行動をとると考えます。

うつ病:現実に対して、自分を責める、自分に問題があると考える思考パターンのループ。

躁うつ病:自分を責める、自分を縛る、自分を狭い範囲に押し込む、小さくする、壁を作って押し込む状況から、その壁が煩わしくなり、反発することで楽にする思考パターンのループ。攻撃的で、後先を考えない思考パターンのループ。

強迫性障害:自分で決めた条件をクリアしなかればならないと決め込む思考パターンのループ。

してはいけないととらわれるあまりに、店の中で蒸すむんじゃないのかとか、車を運転していて人を引いたんじゃないかとか、あってはならないことに対して不安を持つあまりに確認行為に走ります。

 

器質性障害

てんかん、チック:異常放電から意識消失などのてんかん発作、自動運動などの発作。チックも自分が意図しない発言をしてしまう、または身体の動き、突発的で同じ行動パターンを繰り返すことから、てんかんの一形態と思います。

Rett症候群もてんかんと考えるとわかりやすいのではないかと思います。

 

能力障害

精神遅滞、ADHD、アスペルガー症候群、自閉症、人格障害:

同じ範疇と考えるのは、どれも現実を俯瞰的に見ることができない点です。社会の中でこのような行動をとれば周りとの関係はどうなるかが欠けていて、自分の気の向くままに行動し、それを疑うことがない。クリニックで初診で、ここに休むための診断書をもらいに来たと言う方が結構います。当たり前の顔で言われるからには人格障害です。周りともめるのは以上より当然です。障害であれば治療が必要です。その後の来院はありません。しかし、治療のために休む診断書が欲しいとごねます。つじつまが合いません。

精神遅滞は、本能的、原始的な思考パターンだけ有する状態。パソコンで言うと、CPUが低い状態。

ADHDの方で仕事ができないのは、不注意ではなく、仕事をするスキルがないからです。パソコン言うとRAMが少ない状態。些細なことでも焦り、混乱してしまって、どうしていいかわからず停まってしまう状況が見られます。

自閉症は、自分だけの世界観の中で存在すると言われることが多いですが、自分を取り巻く現実全体を考えきれない状態。そのため、他者とのトラブルを生じる。アスペルガー症候群は高次機能が保たれた自閉症と言われますが、このジャンルは自分にとって利益がある関係は保ち、利に関しない条件では無視するエゴイスティックな思考パターンを有する、反社会性人格障害の一形態と考えます。いずれも他者とのトラブルがあっても、どうしてと、理解できず悩みません。悩むときは、うまくいかない結果だけを悩みます。