洋裁レッスンでの
お客さまの作品のご紹介です^ ^
こちらのお客さまは、
ご自身の体に合った原型作りから
スタートしていらっしゃいます。
「原型」というのは、
洋服の型紙作りをする時の
土台となる元型のことです。
その人の背丈とバストの寸法を元に
各寸法を算出して、
それに補正を加えて
体に合った原型を
導き出していきます。
この原型作りで1番難しいのが、
補正です。
原型を製図するための方法は
教科書などに載っているんですが、
実際にその人の体の特徴
例えば、なで肩、いかり肩、
姿勢や体の丸み…などは
製図だけではわからないので
実際に形にして、着てみて、
修正(補正)をしていくしかありません。
そして補正は
体を客観的に見ていく必要があるので、
自分の補正は誰かにしてもらう
必要があります。
よし!やりましょー^ - ^
(補正大好き)
補正がなぜ難しいかと言うと、
えーと…
私、服飾専門学校に
3年通ったんですが
卒業時点では補正って正直
ほとんどできなくて。
パタンナーとして就職して
色んな先輩方に教わったり
先輩方の仕事を間近で数年見続けて
やっと服の構造の客観認識が
できるようになって。
そうなるとパタンナーって
補正が仕事、くらいな勢いで
散々補正しまくってて。
一生懸命仕事し続けて
やっと身についた感じ…です(私の場合)。
経験が必要っていう
ことなんですが(´ー`)
どんな技術でも
できるようになりたくて
一生懸命続けてると
ある時フッと視界が広がって
急にできる、見えるようになることって、
ありません?
なんか、先に出る、みたいな。
その後は、リラックスした状態で
ありありとわかる、できるようになる、
みたいな。
スポーツとか料理、お仕事だって
そうじゃないかな。
そうなるまでが、
大変なんですけどね(._.)
わかるようになると、
本当に本当に
面白いです^o^
教科書通りに製図した原型で
仮縫いを作って試着して頂きます。
ふむふむ、この方の場合は
少しなで肩で華奢なので
背幅をもう少し縮めて
肩の具合に合わせて
調整を加えて行くと良いかな…。
腕が細いので
アームホールはそのままで良いけど
バストポイントはもう少し下げた方が
体に合うんじゃないかなぁ…。
補正して、仮縫いを修正して、
また補正して…
何度か調整を加えて
原型が導き出されていきました^ - ^
原型、できました〜!
ぱちぱちぱちぱち!
おつかれさまでした!
「やっとできました〜!うれしいです!」
丁寧に原型作りをして、
次は、この原型を使って
ワンピースを製図していきます。
作りたいお洋服を
デザインしてきて頂きました^ ^
クラシカルで素敵♡
かわいくて上品な雰囲気のお客さまに
すごくぴったりなデザインです!
体に合った原型がありますし、
安心して製図に取り組めます。
素敵なワンピースにしましょうね^ - ^
埼玉県春日部市の小さなアトリエで
少人数制の洋裁レッスンと
ワークショップを行っています
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