ブリヂストンの古めなクロモリロードです。
7速のシマノRX100をClarisのSTIで変速する形になっている。
恐らく元々はWレバーで、アウター受けに付け替えてSTI化したものと思われる。
ClarisのFDはガイドがリベット留めしてありチェーンを切らないと取り外しできないが、チェーンも切らず行うこととしたのでフレームに取り付けたままチェーン、FDとも洗浄する。
ヘッドまわりは茶色いものがしみ出しているが、錆びているわけではなく粘度の高いグリスがにじんでいるだけだ。
フレーム内部には錆止めスプレーを吹き付け、各部グリスを入れ替える。
昔のRDのスプリングは今のカンパと同じような形をしている。
ブレーキは結構スプリングなどに錆が出てきてしまう。さび取りペーストを付けて金属ブラシでこすると錆を落としつつある程度防錆できる。
オードドックスなチェーンリングボルトは溝が薄いようで、工具側を削ってやっと入った。
スプロケは7枚、多段化しても各種STIが存在するのはうれしい。
ホイールはフルクラムレーシング3、たっぷりのカンパグリスを入れ替える。
センターずれはなく、縦振れが少々。
ケーブルはオプティスリックを用いる。
プーリーが近いかでアジャストボルトを調整したようだ。
コルナゴのクロモリが入り、2台並んだ。
完成しました。
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