【きもの都粋】日比谷シャンテ店の池本文香です。以前書いた記事を今年用にリライトしましたので、ご紹介させてくださいませ。
まずは夏の着物としての、麻とセオアルファはどっちが涼しいか、とよく聞いていただくので、お答えします。
わたしの体感としては、どっちも同じくらい涼しいです。
違いは、麻の方が紬のきもの感覚でカジュアルに着られて、より、普段着っぽい。
わたしは、6月下旬から9月上旬くらいまで着ます。
セオアルファは、小紋感覚。ワンピースに近い感覚で、柄にもよりますが、ちょっとちゃんとした場面で着てもいい感じ。
麻のように、透け感がないのが特徴ですから、半襦袢筒袖でも着られます。
わたしは、5月初旬から10月くらいまで着ます。
麻よりもなめらかな落ち感があるのも支持される理由のひとつです。
わたしはセオアルファで、単衣の羽織もお仕立ていたしました。
【お仕立付き・単衣】【都粋オリジナル】東レ セオα おめかし江戸小紋(大小あられ:黒地)(S・M・L・誂え) 38,000円(+税) |
去年お誂えしたセオαはこちら。
初おろしのセオアルファで、いちにち働いて、後ろ姿はこんな感じです。
2日目に着たところ。
朝、卵ごはんをこぼしましたので帰ってネットに入れて、洗濯機ドライコースで、すぐに洗いました。キレイに落ちましたよ。
緩めの脱水で、アイロンかけも不要です。
セオアルファは、綿100パーセント素材を超える吸水性があります。
吸水速乾素材だから、涼しいのです。
シワになりにくくてすぐに乾くのが、すてきなところ。
ポリは暑い!と思い込んでおりましたが、セオアルファは、とてもよいですよ。
都粋のセオアルファは、マイサイズ仕上げを選べます。
マイサイズでの海外(ベトナム)手縫いで、こんな感じの仕上がりでした。
(2回着たあとで撮りました、)
正絹の帯をしめたら、こんな感じです。
ゆかたのように素肌に着ても快適です。
今まで、セオアルファといえば、派手なゆかたみたいな柄が多かったので、今年のカタログ用にも、
大人がキレイに着ていける、をイメージして、都粋オリジナルで作っていただきました。
在庫切れも出ておりますが、低価格実現のため、驚かれるほどの小ロットで生産しておりいますよ
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お仕立てには約40日をいただきますが秋単衣としても着られるので今からのお仕立てもおすすめです。
店舗では、コーディネートやご寸法のご相談なども承ります。
どうぞお早めにお申し付けくださいませ。
ご来店ご予約はこちらから承ります。