瞑想をすることが、成長の最近接領域の課題であることは前の記事で書きましたが、どうも遁甲瞑想盤で瞑想するのが中々やる気が起きないんです・・・。
なんかの信念体系とかが自分の中にあるのかな・・・。
でも何もしなければその分、成長も先延ばしになっていくだけなので、何かしたいなぁと思っていた時に、
『人の体験が書かれた本を読むことで、その人の体験を一部自分のものにできる。』
というスピの(私の中の)セオリーが頭の中に閃きました。
で、その辺を色々ガイドに訊いたところ、
”吉野山で行を積まれた阿闍梨の本を読むと良い”
という結論に達しました。
こちらのサイトは以前、1年以上前にケンちゃんが紹介してくれたサイトですが、今になり必要になったようです。
大阿闍梨が明かす、千日回峰行の苦しみ「爪はボロボロ、血尿は出る。ところがある日、不思議な感覚が芽生えてくるのです」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47262
※このサイト(5ページ)をみると本のさわりの内容がわかります。
で、大阿闍梨の塩沼亮潤さんの著書を色々探してみると、いくつかありますが、実践記録とそれを基に学んだ事が本になっているものを選びました。
(疑似体験にはいちばんうってつけだとかんじたので。)
人生生涯小僧のこころ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4884748034/ref=oh_aui_detailpage_o03_s00?ie=UTF8&psc=1
特に、自分にとって必要な気づきは、以下のことでした。
・すべてのもの(大自然)とひとつになる感覚を味わうこと
・イヤなこと、嫌いな人などの現象は自分が原因でひきおこされること
・自分が変われば世界が変わる
・自分が生きていく上で(本当の)目標をもつこと
・生かされていることを実感として知ること
・素直に謙虚にいきること
・普段の何気ない幸せに気づき噛みしめること
すでに分かっているができていないことや、やりたいができないことがふんだんに盛り込まれています。
しかも特に難しい言葉で書かれているのではなく、素直に謙虚にありのままを書いているという感覚が伝わってくるので、読み手側にも素直に受け止められるのです。
生い立ち~修行の最中、その後の感情を含め詳細に描写していて引き込まれます。
恐らく、今生でもっとも大切な目標と呼べるものがこの一冊に含まれているように感じますが、回峰行1000回するのは無理でしょうし、安全・安心に自分に合った方法で進めるには、遁甲瞑想盤の瞑想なんでしょうね・・・。
ただ、道筋のようなものは、今回の本でなんとなく見えたので嬉しく思います。(*´ω`*)
(2017.3.24)