本日は節分の日で、地元新潟市の節分の会場を数カ所、訪問させて頂きました。

全国的には豆まきには大豆が一般的ですが、実は新潟県、福島県を境に北日本は落花生、南は大豆とわかれます。新潟生まれ新潟育ちの私は、大学進学で上京するまで、豆まきは落花生をまくものだと思っておりました。本日、私も落花生で「豆まき」をさせて頂きました。

 

新潟県の落花生の生産量は全国15位で、北海道を頂点に東北地方の県が生産量の上位を占めています(政府統計「作物統計調査(平成27年産豆類(乾燥子実)及びそばの収穫量)」より)。

 

写真は、昨日、とある会場で拝見した豆まき用の升です。下にいくほど升の大きさ・単位が大きくなります(升)。益々(升々)、商売繁盛するとのことで、縁起がいいとの説明を受けました。

 

節分に限らず地元をまわると、多くの方にお声をかけて頂いております。この週末、必ずと言っていいほど話題になるのは新型コロナウイルスについてです。先日のブログでも報告させて頂きましたが、自民党は新型コロナウイルス関連肺炎対策本部(本部長・田村憲久政調会長代理)を設置し、全力で取り組んでおります。

 

また、政府は、指定感染症の指定は罰則規定であるため、本来、周知期間として10日後の施行(予定日2月7日)とされるのを、今回は、前倒しして施行(2月1日)するなど、可能な全ての施策を実施しています。

 

そもそも、豆まきがされるようになったのは、旧暦の大晦日である節分の日にその年の厄を払う行事が行われるようになり、豆(落花生)を投げて邪気や魔物を追い払い、新しい年に幸運を呼び込むためです。豆(落花生)は鬼を追い払うための道具なのです。せめて気分だけでも、豆まきで新型コロナウイルスを追い払いたいと思わずにはいられませんでした。

 

衆議院議員 石﨑徹