こんにちは!

 

今日は、NPO法人にいがた若者自立支援ネットワーク伴走舎主催の若者支援講演会に参加させて頂き、挨拶させて頂きました。

 

平成の時代になって顕在化した不登校・ひきこもり・ニートなどの、心理社会的な生きづらさを抱えた子どもや若者が増え続けています

 

「伴走舎」は、このような悩みを抱えた当事者に寄り添いながら社会参加への道を共に歩む、“伴走型”支援を会の方針として、これに沿った活動を目指しています。

 

活動の基本理念は『当事者の人生は当事者が主体的に選ぶ権利がある』ことを根底に置き、その環境づくりに欠かせない当事者や家族の思いにも寄り添い、家族の再構築を支援しています。

 

具体的な支援は、

  1. 居場所スペースの提供
  2. 若者の就労に結びつくよう、さまざまなジョブトレーニング(就労体験)プログラムを“沼垂よろずや”にて実施しています。
  3. 地域でのボランティア活動。美化活動や靴磨き、地域イベントへの参加

 

国の政策を見てみますと、厚労省では「ひきこもり支援」について、2015年度に施行された生活困窮者自立支援法に基づき、2018年度から当事者団体のつくる居場所やプラットホームなどのサポート事業に対して、1自治体あたり上限300万円(補助率2分の1)の支援を始めました。

 

一方的に就労をゴールに置くのではなく、そもそもの国の同法の理念である「誰も見捨てない」「誰も見放さない」という「生き方支援」を財政面でも明確に打ち出しています。


特に新潟は農業特区を活用して、農福連携も推し進めています。この中には、ひきこもり・ニート・障がい者の就農支援も含まれており、画期的な取り組みです。

 

私も、自民党厚生労働部会長代理として「伴走舎」のような現場の方々からの声に耳を傾け、連携しながら、自分らしい生き方・働き方を見つけていく支援を後押しして参りたいと思います。

 

自民党厚生労働部会長代理

衆議院議員 石崎徹