本日は、事務局次長を務めるエネルギー・化学産業振興議員連盟総会が開催され、夢のリサイクルである「カーボンリサイクル」についても議論しました。

 

カーボンリサイクルのためのイノベーションとは?

・CO2を炭素資源(カーボン)と捉え、これを回収し、多様な炭素化合物として再利用リサイクルする。このための技術の研究開発を効率的に推進する。

・大気中に放出されるCO2の削減を図り、気候変動問題の解決に貢献し、また新たな資源の安定的な供給源の確保につなげるためのイノベーションを図っていく。

というものです。


これを進めていくに当たっての課題は、

 ①CO2の回収コスト、効率の改善

 ②CO2を素材・資源に転換する技術の開発(人工光合成、メタネーション、触媒、鉱物化、次世代バイオ等)

 ③炭素由来の素材・資源の用途開発


などです。

地球環境にとっても革新的な新たなエコシステムを構築するために、議員連盟としても全力で後押ししていく予定です。

 

なお、私からは、カーボンリサイクルの中に、しっかりと日本近海に埋もれた資源であるメタンハイドレートを位置づけることが重要と指摘しました。経産省も重要と認識しているようで、ツートラックで進めていくようです。

 

これらのリサイクル技術のロードマップを6月のG20の場で発表する予定であり、ここに向けても引き続き議員連盟として取り組んで参ります!

 

エネルギー・化学産業振興議員連盟事務局次長 衆議院議員 石崎徹