こんばんわ! 

 

新潟市は観光名所がないと言われて久しいですが、今回の市長選を機に新潟と言えば〇〇!といった観光の目玉を創出するための議論がなされることを市民の皆さまも期待しているでしょう。

 

この点、国の観光政策と強く連携を取れる与党系の新しい市長に期待することをまとめてみます。

 

※なお、以下の目玉とリンクして、私は上越新幹線の新潟空港乗り入れを実現すべきと考えています。この点については後日ブログにまとめます。

 

①佐渡金銀山世界遺産登録を新潟市長にもリードして欲しい!

 皆さまご存知の通り、佐渡の金銀山は数百年前には世界で流通する金銀の量の3分の1を占めた時期もあったようです。

 世界史にインパクトを与えたものが、世界遺産登録資格となるものですが、まさに佐渡の金銀山は世界史にインパクトを与えたものでした。その後の日本の産業革命にも大きな役割を果たしたという意味で、日本史にとっても文字通り、金字塔のように大きな役割を果たしてくれました。

 よって、世界遺産登録に対する県民の期待は大きいものがありますが、残念ながら結果が出ていません。

 

 花角知事が誕生し、更に強力なプッシュを日本政府に働きかけ出来るようになりましたが、やはり佐渡航路の玄関口でもあり、昨日ブログに書いたように、日本海側最大の港もある新潟市のトップの市長からの働きかけが非常に重要になって参ります。

 国への要望を更に強めるべく、花角知事とタッグを組める与党系市長を誕生させて、佐渡の金銀山の世界遺産登録を前に進めて参りましょう!

 

②日本一の国際展示場を整備すべし!

 これは持論でもあり、また経済界の一部の方も推進しているものですが、日本一の国際展示場を新潟市に整備することも、新潟にヒト・モノ・カネ・情報が集まる重要な取組みであると考えます。

 私も国会で、展示会産業推進議員連盟の事務局次長として、展示会産業の振興に力を入れております。

 

この展示会産業は、今ではドイツや中国など大きな産業として力を入れている国があります。

一回の展示会で、世界中から、多くのバイヤーが訪れ、周辺ホテルは1万部屋以上が予約でいっぱい。商談による経済効果だけでなく、関連産業への波及効果も凄いです。飲食業、清掃業、警備業・・・etc.

展示会産業の関連産業は3000社とも言われています。

 

 しかし、日本国内で最も大きな展示会場は東京ビッグサイトですが、世界の展示会場広さランキングで見ると73位にすぎません・・・

 これでは、一回の展示会で100万人も訪れるような大きな展示会開催による経済効果などを国内に呼び込むことが難しいです。

 よって、日本国内にも、平坦で安い土地が広がり、交通のアクセスもよく、ホテルや関連産業などが整っているところに整備することが日本全体の成長戦略にとって重要になってきます。

 

 このような土地は、、、国内には、、、新潟市にあります。そうです。上記の条件を全て満たしていると思います。上越新幹線や新潟空港、港、高速道路網を活用していけば本当に素晴らしい立地条件だと思います。

 80万人近い人口の都市というのも利点です。世界最大の展示会場のあるドイツのハノーバーも新潟市に似た都市となっていますが、展示会開催期間中は、ホテルが足りずに民泊も活用しているとのこと。

 

 空き家の活用に困る新潟にとってもチャンスです。そもそも国家戦略特区による規制緩和で農家民泊も新潟は進めてきました。

 こうした新たな新潟に世界中からヒト・モノ・カネ・情報が集まる重要な産業を整備すること、これを次の与党系市長とタッグを組んで、国からの力強い後押しを得ながら実現したいと思います。

 

 もはや、中身が決まったハコモノ観光施設を創るより、中身は自在に変えることが出来て、そして災害時には物流保管施設にも活用できる国際展示会場整備、これは私のライフワークとしても取り組んで参りたいと思います。

 

今日は佐渡金銀山世界遺産登録と国際展示場の整備で字数が多くなりましたが、明日以降も新潟市が国際都市として日本の成長をけん引する都市となるよう、次の与党系市長へのエールも込めてブログを書いていきたいと思います。

 

佐渡金銀山世界遺産登録推進県民会議顧問

展示会産業振興議員連盟事務局次長 衆議院議員 石崎徹 

 

 

※東京ビッグサイトで毎年開催されるものづくりワールドには地元の中小企業も多く出展。