みなさん、こんにちは。昨日の予算委員会質問のその2です。

 

昨日ブログにしました、センター試験実施時期や複数回受験について予算委員会での質疑を記しましたが、今朝新聞を広げてみますと、各紙が、「大学入試複数回 首相前向き」等の見出しで記事になっていました。是非新聞やネット記事でご確認ください!

時事通信「安倍首相、大学入試の複数機会に前向き―衆院予算委」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180206-00000052-jij-pol

日経新聞「首相、大学入試の複数回実施に前向き 衆院予算委」

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26569590W8A200C1EAF000/

 

さて、今日の本題に入ります。

年初の大雪で各地での大混乱が見られました大雪対策について質問しました。

 

国土強靭化の観点から、国土強靭化基本計画の見直しを来年度にひかえ、大雪が毎年のように降る日本海側の思いとして、また九州や東京でも大雪がいつ降ってもおかしくない状況の中で、この基本計画見直しの中に大雪対策も盛り込んで欲しいとの強い思いがあり、今回の質問をさせて頂きました。

 

まず、除雪に対する国の支援について伺いました。具体的には、新潟県をはじめ、全国的に大雪に見舞われており、今年特に嵩んでいる除排雪経費について地方交付税によりしっかりと措置すべきと考え、野田総務大臣の見解を問いました。

 

この質問の背景は、既に新潟市では、除雪費用が当初予算と今月予定されている補正予算を合わせても、既に除雪予算不足を生じているという状況なのです。新潟をはじめ、各地域で除雪費用がかさんでいる地域があり、全国的にも各地方自治体にとっては、財政的に大きな負担になっていると聞いており、本当に深刻な問題であると認識しております。

 

これに対して、野田大臣から、総務省として、地方団体の除排雪経費の実態を丁寧に把握して、しっかりとした対応をしていきたいとの答弁を引き出すことができました。

 

また次に、フル規格の新幹線は降雪に強い(雪で止まらない。)インフラであり、インフラ輸出も行っています。特に雪の多い日本海側において、羽越新幹線=日本海縦貫新幹線を整備することは国土強靭化に資するものある、との考えを述べ、石井国土交通大臣に見解を伺いました。

 

石井大臣からは、国交省として基本計画路線を含む幹線鉄道ネットワーク等のあり方に関する調査にしっかりと取り組み、我が国における今後の基本計画路線を含む幹線鉄道ネットワーク等のあり方について検討を行ってまいりたい旨のご答弁を頂きました

 

今朝、日本海側北陸地方の大雪が、まさに報道されています。福井では、車が1500台立往生で、自衛隊の災害派遣がなされたようですが、他にも市民生活への大変大きな影響が生じていると聞いています。

また今回の私の大雪対策の質疑要旨が、今朝の朝日新聞朝刊に紹介されていますので、ご覧ください!

 

大雪への対策に関しては、今回取り上げました視点や問題点以外にも様々な観点から引き続き対策を打っていく必要があると感じています。

 

次に拉致問題について安倍総理に所感を伺いました。

 

(総理への質問)

今週末、平昌オリンピックが開幕し、総理も開幕式にご出席されるということですが、南北融和という報道を最近よく目にします。国際情勢も大変流動的ですが、こうした中で、拉致問題が絶対に埋もれてはならないと思います。

私の選挙区で横田めぐみさんが拉致をされました。先週末で、横田めぐみさんのお母様早紀江さんは82歳の誕生日を迎えられたとのことです。一刻も早く拉致被害者の皆様方を奪還する必要があります。12の拉致問題特別委員会で、横田早紀江さん始め、参考人質疑をさせていただきました。皆様方、異口同音におっしゃっておられましたのが、トップ外交の重要性です。北朝鮮ともう目と鼻の先の平昌で開幕されるオリンピックに出席されます安倍総理に、改めてこの拉致問題の解決に向けての意気込みを伺いたいと思います。

 

(総理答弁)

昨年の総選挙の際に、石﨑議員の地元にお邪魔し、演説をした後、ある男性と女性の方が来られまして、ここ、めぐみさんが通っていた学校区なんですよね、早く帰してあげてください、こう言われました。

今まさに、北朝鮮の核問題、そしてミサイル問題、世界が厳しい制裁を科し、その履行に各国が万全を期しているところですが、拉致問題を決して埋もれさせてはならないと思っています。

昨年の国連総会において、世界が最も注目する首脳の演説は米国大統領の演説ですが、そこで、めぐみさんについてトランプ大統領は触れられました。そして、訪日の際にも、早紀江さん始め拉致被害者のご家族、また曽我ひとみさんとも会い、まさに膝を交えて話をしながら、真剣なまなざしで話を聞いてくれました。そして、安倍さん、あなたと一緒にこの問題を解決していこうというメッセージを世界に発信をしていただきました。大変心強い思いです。私たちとしては、何とか結果を出していきたいと思っています。

お子さんたちを、親族を抱き締める日がやってくるまで私たちの使命は終わらないという気持ちで、この問題に全力で当たってまいりたいと思います。

この問題を今後ともしっかりと訴えていき、あらゆる機会を捉えてこの問題を訴え、何とか結果を出していきたいと考えています。

 

 

このように、安倍総理から、問題解決への大変重く固い強い決意を伺うことができました。今回、安倍総理から直接お考えを伺えたのは、大変良い機会が得られたと思います。

 

なお以下のページから当日の質疑の模様をご覧いただけます。是非ご覧ください!

衆議院インターネット審議中継

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL

 

今日のブログは、ここまでとして、次回のブログで、引き続き他の質疑内容について記していきたいと思います。次回の予算委員会質問~その3 をご期待下さい!