昨日、新潟地域若者サポートステーション開設10周年フォーラムに来賓出席しました。

 

「持続可能な若者支援モデル」と題してNPO法人ヒューマンフェローシップ代表理事の岩本真美さんのご講演とパネルディスカッションが行われました。なるほどと思った気付きの点は以下のとおりです。

 

・ニートの若者が、いきなり社会復帰をすることは難しく、NPO支援などでアルバイトや簡単な作業手伝いなどの仕事を提供しても、ニートの親が「正社員」に拘り断られるケースが多い。

・企業も人手不足に困っている状況だが、ニート・フリーターの若者対策と連携すると企業にとっても大きなチャンスが巡ってくる。

・地域社会の担い手としても、ニートの若者に注目が集まっている。すなわち、地域の祭りや様々なイベントの担い手が不足しているため、ニートの社会復帰を兼ねて地域行事のボランティア活動から手伝ってもらうと地域にとってもプラス。農業分野も同じ。

・現場の課題として、様々なニートの活躍の場・イベント情報が入りにくいため、共通の掲示板や情報発信の新たな取り組みが必要。

・ニートタウン・共同生活を応援する仕組みの支援も、「集まってみんなで社会復帰」として重要な取り組み。

 

いきなり100点を目指さず、「中間的就労」の考え方で、地域・まち・企業全体でニート対策をしていくために、私も微力でありますが引き続き国政でサポートして参りたいと思います。

 

衆議院議員 石崎徹