昨日、新潟県選出の与党国会議員による「佐渡金銀山」世界遺産登録推進議員連盟で、今月末に行われる日本イコモス国内委員会を控えて、世界文化遺産登録の実現に向けて官邸要望を行いました。

 

佐渡金銀山は、400年以上にわたる各時代の鉱山遺跡や街並みが良く残されている世界で唯一の鉱山です。また、佐渡で算出された金は、長期間にわたって国の財政を支え続けてきました。現在は、国の史跡や重要文化的景観に選定されています。

 

2006年から新潟県と佐渡市が世界文化遺産登録を目指して共同で調査研究をはじめ、2010年に日本の世界遺産暫定リストに「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」として記載されて正式な世界文化遺産の国内候補となりました。月末に行われるイコモス国内委員会で、まずはユネスコへの推薦候補として選定される必要があります。

 

地元としても、これまで構成資産の保全や来訪者の受け入れ態勢整備などをすすめ、世界遺産登録に向けた準備を整えています。今年3月末にも、文化庁に世界遺産推薦書原案の改訂版を提出しており、精力的に登録に向けた活動を続けているところです。

 

世界遺産登録が実現すれば、国内から新潟への観光需要の取り込みの他、訪日外国人のインバウンド需要の取り込みを図る上で大きなアドバンテージとなります。新潟空港、上越新幹線などの利活用の増進にもつながり、地元としてぜひ実現させたいと思います。平成31年度の世界遺産登録に向けて、私も地元選出の国会議員として全力でバックアップして参ります。

 

衆議院議員 石﨑徹

 

 

 

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