この程発表された国土交通省の全国調査が話題となっています。その調査では、新潟が2位、4位、7位にランクインしています。その調査とは、交通量調査です。
http://joyfultown.jp/carandlife/topics/2971

第2位 新潟市中央区紫竹山6丁目一般国道8号
(新潟駅南口弁天線~新潟バイパス 弁天インター)

第4位 新潟市東区紫竹6丁目 一般国道7号
(新潟バスパスの紫竹山インター~竹尾インター) 

第7位 新潟市西区立仏一般国道116号
(北陸道新潟西インター出入り口付近) 

一般的には、交通量調査と言えば、首都圏や関西圏のような地域の
道路が上位を占めるものという印象もありますが、実はこのように、調査で渋滞箇所が上位に来るということは、適切に道路改造ができていないということを示すものでもあります。

これらの渋滞箇所については、私は今年3月1日に、地元新潟市の市議会議員で作る新潟中央環状道路促進期成同盟会の皆さんと、財務省、国土交通省への予算要望を行いました。

 
※民主党政権時代には、公共工事予算が大きく削減され、新潟の主要事業も停滞しましたが、自民党政権になって予算は急回復しました。 

上記の調査でもあるように、バイパスと一般道路の結節点は慢性的に渋滞が発生しています。そのため、う回路となる新潟中央環状道路の拡幅や高架化等の工事を進めて、バイパスに集中する車の量を減らすことが重要となります。 
 
この中央環状道路を整備することで、先に述べたような渋滞緩和の効果があるほか、放射状に広がる都心アクセス軸を結び代替性を確保することで、災害時などの円滑な交通を確保するほか、第三次救急医療機関である新潟市民病院へ30分で移動できる圏域を市内の人口カバー率9割(現在8割)に拡大します。さらに、市内の拠点間の輸送時間を短縮することで、新たな物流軸の構築も期待できます。

さて、私たちの要望の結果、今年度予算では新潟中央環状道路の整備に10億円以上の予算が配分されました。これによって道路改良が進み、早期全線開通に向けて急ピッチで整備が進められることとなります。また、栗ノ木バイパスにも16億円の予算が配分されました。

また、28年5月に発表された国土交通省の調査によれば、全国で発生する渋滞損失は、国民1人当たり約40時間(全体で約50億人・時間。人・時間とは、渋滞を表す指標の単位です)、約280万人分の労働力に匹敵しているそうです。国民一人当たりの道路移動時間(年間100時間)のうち、約4割は渋滞に費やされているとされています。さらに貨幣価値に換算すると約12兆円の損失とも言われます。

私は、党のITS推進・道路調査会幹事として、地元の皆様と連携しながら、しっかりとこうした渋滞対策、安全対策を進め、地元経済の活性化に取り組んで参ります。
 
自民党ITS推進・道路政策調査会幹事
衆議院議員 石﨑徹
 
 
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