第9話 僕を一塊の灰に変えるがいい

ドリッテン聖堂を目指し、見渡す限り何もない灼熱の砂漠地帯を進むセンセーたち。幸い、ここを故郷とするニアには砂漠での心得があった。だがそこに、サソリの魔物に乗った堕転移者の率いる暴走集団が襲いかかる……!


最初から英雄だった者などいない。笑われて笑われて強くなる。違うかね……いつものように、時々ボソッと名言っぽいのを呟くセンセー!普段はなんの役にも立たない(?)からこそ、みんなそのギャップにクラっときちゃうのかしら?そんな偉そうなこと言うなら、自分がやってみろ…やっぱり言葉の力を使いこなせるからこそ、文豪だったり勇者になれたりしたのでしょうか…!?