第11話「仮初めの楽園」

DEMによって窮地に陥っていた士道たちは、死んだと思われていた狂三によって救われた。しかし今度はそこに澪が現れる。真士への想いにとらわれる澪を前にした士道は、彼女を救うためにあることを思いついていた。


真士の姿をして、真士の記憶を持った人間。でも、それは真士じゃない。真士の魂は、そこには存在しない。きっとお前は、それをわかってしまっている。わかっていながら、縋らざるをえなかった。でも、それで本当にお前の心は満たされるのか、澪…テセウスのパラドックスみたいなことを言いだして、澪ちゃんを揺さぶっていく士道お兄ちゃんなのだ!このトーク、絶対に事前に仕込んでおいたわよね?なぜ同じ川に入れないか、常に流れているからですわ…!?