第二十二話「親」

最終階層へと転移したルーデウスたちは、ついにゼニスの姿を確認する!しかしそこに、この迷宮の守護者<ガーディアン>と思われる、巨大なヒュドラが立ちふさがる。そのヒュドラは絶滅したはずの伝説の生き物、“悪魔の竜”とも呼ばれる強敵だった―!


ルディ。お前は、本当に頼りになる息子だ。お世辞じゃねえ。本当にそう思ってる。俺はお前みたいに冷静にもなれねえ。アイデアも出せねえ。がむしゃらに突っ込むことしか考えてなかったバカだ。ダメな親父だ。息子のお手本には、なれそうもねえ…ルディくんに対し、複雑な心中を明かすパウロ父さん!それでもきちんと言葉にできたということは、自分の中でちゃんと折り合いがついたということですの?きっとあと数年もしたら、息子と一緒においしいお酒が飲めるようになりましてよ…!?