第23話「グリフィンのスープ/ダンプリング1」

センシはなぜ迷宮で暮らし、魔物食を研究しているのか――。その過去が明らかになる。かつて坑夫団に所属していた若かりし日のセンシ。遺跡を探索中に迷宮を発見した坑夫団は、迷宮の深部に迷い込んでしまう。食糧も尽き、さまよう一行は巨大な鳥の化け物に襲われ、ひとり、またひとりと魔物に殺されていく。


水で煮ただけのグリフィンのスープは、獣の匂いと肉の硬さで酷い味だったが、夢中で咀嚼しゆっくりと長い時間をかけ飲み込んだ…ついに明かされた、センシさんの過去!魔物食を追求するあまり、自分から迷宮入りしたわけじゃなかったのね?こうなると嬉々として魔物を食らうライオス兄さんは、やっぱり奇異な存在ということ…!?