第9話「バトル!フィーバー!D!」

石川vs薄久保、明林vs七宝、雪野vs来栖の戦いはそれぞれ佳境を迎えていた。日々輝に扮した戦闘員Dと獅音も激戦を繰り広げる中、小熊蘭丸に擬態した戦闘員XXがDに加勢する。しかしDとXXの前に現れたのは、藍染を傷付けられて怒りが充満したブルーキーパー。本領発揮したブルーキーパーの恐ろしさにXXは震え上がる。


「(獅音)あいつ、どこ行った?」
「(戦闘員D)…《危ねえ》」
「いつの間に。まあいい、もう一度ぶち込んでやる」
「単細胞でうらやましいですよ。少しは疑問に思わないんですか?バカですか?」
「バカに言われたくねえ」
「はあ?バーカバーカ《クソ獅音、お前が必死なのはわかったよ。兄弟のため、怪人と大戦隊に復讐を遂げるため。そんなお前を全否定するため、俺はお前に勝つ!大戦隊に復讐するのは、この俺だ!》」
二転三転する、最終試験!ここまで実力に差がないのなら、全員合格でもいいんじゃないの?ていうかこの状況、試験なんかやってる場合じゃないわよね…!?