第7話 過去と、歌と、秘密。

学祭でのライブの参加のために訪れた生徒会室で「SSGIRLS」は依の前のボーカル・泉志帆と鉢合わせる。脱退した志帆は亜季たちと何やら確執があるようで…。一方、晴れて恋人同士になったひまりと依は、恋人繋ぎで帰宅して一歩ずつ仲を深めるのだった。そんな中、料理研究部の百々花を訪ねて志帆と天沢始がやってきて――。


「(志帆)私、泉志帆。で、こっちのでかいのが、天沢始」
「(天沢始)…」
「イテッ…」
「でかくて悪かったな」
「(百々花)2人はバンドメンバーなの」
「(ひまり)バン…?」
「私がギタボで、始がドラム。ももがベースね」
「(ひまり)バンド!?」
「(志帆)もも、言ってなかったの?」
「(百々花)あらっ…そういえば、そうだったかも?」
「(ひまり)なんか…えっ?びっくりです」
いつの間にやらギスギスした人間関係に巻き込まれている、ひまりちゃん!ていうか百々花センパイに関しては、わざと黙ってた気がしてならないのだけれど?なんか言動のはしばしに、小悪魔感というか悪女感が出てるのよね〜…!?