第7話「異世界人の戸籍問題他」

「学校に行ってみたい」というサラの願いを叶えるため、惣助は弁護士の愛崎ブレンダに相談を持ちかけるのだが、異世界人であることを隠したまま合法的に戸籍を作る手段はないという。落胆しつつ仕事に向かう惣助とサラ。調査対象を追って辿り着いたのは、隣町の競馬場だった...


「(惣助)非合法かあ。どうしたもんかな」
「(サラ)そう、気にせずともよい。戸籍なんぞなくても、生きてゆけるわい」
「でもお前、学校に通いたいんだろ?」
「別に、どうしても通う必要があるわけでもないしのう。通えんのなら仕方あるまい」
「方法がないわけじゃないんだぞ。協力してくれるアテが、なくもないし」
「わらわのために、そなたが危険を冒す理由はあるまい」
「そう言われると、そうなんだが」
なんだかんだ言いながら、同居人に甘い態度を見せる惣助さん!結局のところ、やっぱロリコン…情に厚い男だったということじゃな?というかサラ様は、異世界に骨を埋める気満々みたいじゃのう…!?