第7話 暗殺者たちとバトルします


王国に侵入してきた暗殺者ギルドの少女・レン。彼女の持つ「毒のノロワレ」と呼ばれる彼女の能力を知ったロイドは、ほかの暗殺者ギルドのメンバーたちがどんな能力を持っているかに興味を持つ。単身でレンの後を付け、暗殺者ギルドのアジトへと忍び込んだロイドの前に、さまざまな能力を駆使した暗殺者たちの攻撃が迫る……。


「(レン)僕の毒は、何者にも浄化できやしない」
「(ロイド)…《浄化は、現存する毒ならすべて解毒できる魔術。それが効かないということは、未知の毒。魔力による毒の性質変化。まれに、生まれ持った魔力の性質が特異な者がいる。特に周囲に害をなす力を持った者たちを、人は蔑みこう呼ぶ》」
「ノロワレ…察しのとおり、僕は毒のノロワレだ。生まれつき毒をまき散らす体質だから、「毒蛾のレン」なんてよばれてる」
レンちゃんの特殊な能力に、興味津々のロイド様!美少女の毒に惹かれるなんて、なんとも官能的でございますね?というかこれだけ麗しい女性に囲まれているんですから、ちょっとくらいは恋愛に興味を持たれても…!?